1⇒7、4、8⇒7、4、8、3、5 (12点)
サトノアーサーが当初、皐月賞直行のローテを変更したのはダービーで賞金が微妙になるためなのか、どこか首をかしげたくなるローテーションを選択したことに間違いない。皐月賞で5着以下になってダービー出走不可能になる不安、ダービーの前に二千二を経験させたい距離への不安など、いずれにしても馬の能力を信じられない陣営ということだろう。少なくても良馬場前提ならば世代トップの瞬発力。 皐月賞をぶっつけでも本命候補だったが、この異質なローテーションは今後、どこかで歯車が狂いそう。
いずれにしても今回、この程度の相手に取りこぼすことは考えにくい。
今年の牡馬クラシック路線で数少ない切れ切れのディープ産駒。首を前に出すようなデビュー戦の走りから能力微妙と思えたが、良馬場のダイナミックなフォームに一変した前々走から、ただ単にノメっていた走りだったと確信した。道悪は超がつくカラっ下手ということ。完全なる良馬場なら持ったまま勝っても驚かない。
体型的にもローテーション的にもマイル路線でしっくりきていたアルアインの千八適性は微妙だ。同厩舎に絶対的な存在がいたアーリントンC3頭出しより、距離の裏付けがないこのレースで少しでも賞金加算の可能性に賭けたという厩舎と馬主事情があっての参戦というイメージ強い。典型的な外差しとなった京成杯は特異な流れだったと割り切れば、流れがはまったガンサリュートはここで真価を問うべき。3頭の最速上がりタイとはいえ、33秒台の脚を使えたプラチナムバレットの成長力が不気味。 |