11⇒14、16、6、3、2、12、9、8
11-14、16、6、3、2、12、9、8、1
初勝利が7番人気の7戦目、2勝目はさらに5戦もかかったコスモカナディアンが叩き上げで重賞級までレベルアップしたことは特筆もの。デビュー2戦の芝レースを除けば掲示板を外したのは着差0秒6、0秒9の2戦だけという安定感を含めても、大物不在の血統から現れた突然変異の大物として納得できる。初重賞挑戦が交流の川崎記念。ペース音痴な鞍上が特異な距離を熟知してない未熟な面を露呈しながらも3着確保が能力の高さ。前走でも自身の上がり時計ベストを更新して、改めて新星誕生を予感させている。前走は3着馬に1秒4差。メンバーNo3の上がり時計が37秒台の中で、最速の35秒7となった瞬発力は楽に重賞レベルと断言できる。
酷量を背負うアスカノロマンは年齢的にも瀬戸際。重賞2勝の昨年とは明らかに勢いは衰えた。千八(531214)という絶対的に自信のある距離にもかかわらず、前4走で2度の掲示板外が年齢的な衰えが示されているか。いずれにしても稍重も含めた道悪(212211)の道悪巧者は徹底先行でちらつく"引退勧告"を遠ざけたい。 |