5、11⇒5、11、15、8、14、9⇒
5、11、15、8、14、9、12 (50点)
5、11-15、8、14、9、12、7、4、1
ホウヨウパフュームの前走は圧巻だった。直線だけでゴボウ抜き。何より加速する上がりレースラップをメンバー唯一の34秒台、最速上がりで突き抜けた瞬発力はクラシック級をにおわせている。前走の2~4着馬が次走凡走しているが、この馬だけは着差以上に別格な内容だったことは間違いない。10キロほどの馬体増が理想で馬体減さえなければ不動の中心馬。
フローレスマジックは額面通りに実績、持ち時計を信頼できなくなった。予定が狂ったローテーションで千六までの経験でいきなりの二千挑戦はどちらに転んでも驚かない。全姉ラキシスと違ったタイプで、全兄サトノアラジン似を思わせるマイラー気質。未知なる距離、東京二千に挑むのは簡単にクリアできるほど楽な条件でもない。ひとまず次につなげるレースか。
アドマイヤローザは徹底してオークス狙いだったら自信の本命だった。連続して二千を使って前走がいきなり一気の距離短縮で千六。差し馬に固めていた若駒をスタイルを変えてまでの完敗は正直、かなりのトーンダウンが否めない。絶対的に前々有利の流れを鋭さ負けは距離経験不足からか、単なる瞬発力勝負の弱さか。デビュー2戦は上がり時計メンバーNo2、1。前走がNo7に不可解な落差が示されているだけにここは正念場。いずれにしても上がり33秒台が未知数で、時計勝負か、瞬発力勝負が避けられない馬場ならば、強気になれないのが本音。
ドリームマジックは人気を裏切り続けてきたが、ようやく前走で本領発揮。デビュー当初からある程度の末脚は使っても、どこか頼りない3、8、5着だった。上がり時計はデビューからメンバーNo3、6、3が前走で一変。最速上がりでいきなり33秒台突入の瞬発力はこれからも走るたびに磨きのかかるイメージが浮かぶ。母は重賞馬ベッラレイアの半妹で走る下地も確か。
ビルズトレジャーは牝馬限定で盲点になった。前2走の上がり時計はそれぞれメンバーNo2、3の数字。前々走はレイデオロに0秒3差、前走はスワーヴリチャードに0秒4差の瞬発力は東京二千、牝馬限定でさらなる磨きか。二千の持ち時計はメンバーNo2。
ファンディーナの2着といっても、タガノアスワドの上がり時計はファンディーナより1秒2も遅い数字。超スローで各馬が控えすぎた展開の利だったことは言うまでもなく、時計そのものも上がり時計も重賞では物足りない。 |