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東京裏10R
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東京裏10R

3連単BOX18、10、15、1、4、13

3連複1軸BOX18-10、15、1、4、13、7、5、6

1・・・前走、皐月賞だった馬がダービー1~3着を独占した翌年は前走皐月賞同士が1~3着で決着した年はない。

前走が皐月賞でダービー1~3着を独占したのは5回。
83年ミスターシービー
翌年
1着の前走は皐月賞  1着1番人気
2着の前走はNHK杯 6着2番人気
3着の前走は山吹賞  1着1番人気

93年ウイニングチケット
翌年
1着の前走は皐月賞  1着1番人気
2着の前走は青葉賞  1着1番人気
3着の前走はNHK杯 2着10番人気

95年タヤスツヨシ
翌年
1着の前走はすみれS 1着1番人気
2着の前走はプリンS 1着1番人気
3着の前走は青葉賞  5着2番人気

99年アドマイヤベガ
翌年
1着の前走は京都新聞杯1着2番人気
2着の前走は皐月賞  1着2番人気
3着の前走は皐月賞  9着4番人気

10年エイシンフラッシュ
翌年
1着の前走は皐月賞1着4番人気
2着の前走は青葉賞1着6番人気
3着の前走は皐月賞11着3番人気

ミスターシービーの時代まで広げても皐月賞組独占は5回。過去30年ではわずか4度の組み合わせならば、2年連続で皐月賞組の独占は極めて可能性が低いことが示されている。

2・・・前走が皐月賞以外のローテーションでダービー1番人気になったのは過去30~40年になると10頭以上いるが、過去30年未満では6頭しかいない。

89年ロングシンホニー 前走若草S1着(ダービー5着)
96年ダンスインザダーク前走プリンシバルS1着(ダービー2着)
02年タニノギムレット 前走NHKマイルC3着(ダービー1着)
04年キングカメハメハ 前走NHKマイルC1着(ダービー1着)
08年ディープスカイ  前走NHKマイルC1着(ダービー1着)
13年キズナ      前走京都新聞杯1着(ダービー1着)

89年はフルゲート24頭で"ダービーは運のある馬が勝つ"と言われていた時代。フルゲートが昔の半分になった近代競馬は"ダービーは強い馬が勝つ"となったフルゲート18頭ならば、92年からが最近の傾向として確かな数字だろう。いずれにしても皐月賞組以外の1番人気は予想以上の勝率、連対率の高さで信頼度は高い。

3・・・1番の興味は青葉賞の傾向か。
ひと昔前までは単なる条件戦の400万。94年にGⅢに昇格して3着までが優先出走権があまりにも優先しずきたということがいえそうだ。ホースマンすべてが目標になるGⅠ中のGⅠで相手に恵まれたGⅢ経由で冠奪取は難しいということ。01年にGⅡに昇格したが、ここでようやく"混合戦"になったことでレースレベルが上がった。10年からは優先出走権が2着までとなってさらに新星、精鋭がダービーに挑戦するようになっている。
実質"わずか16年"、優先出走権2着までとなって少数精鋭となったのは"たった7年"程度の歴史。ダービーを勝てなかったのは単なる偶然、巡り合わせの悪さだったと割り切れるはず。
現実にここ16年、前走が青葉賞で馬券に絡んだのが、

02年2着3番人気シンボリクリスエス (青葉賞1着1番人気)
03年2着3番人気ゼンノロブロイ   (青葉賞1着1番人気)
04年3着3番人気ハイアーゲーム   (青葉賞1着21番人気)
11年2着10番人気ウインバリアシオン (青葉賞1着6番人気)
12年2着5番人気フェノーメノ    (青葉賞1着1番人気)
13年3着8番人気アポロソニック   (青葉賞2着9番人気)
14年3着12番人気マイネルフロスト  (青葉賞6着3番人気)

フルゲート18頭以降は4年連続を含む17回中7回で馬券絡み。複勝率にして4割超え。
昔に言われていた"芦毛はダービーを勝てない"と似たようなジンクスだろう。結局、絶対数の少なさ。GⅡに格上げされてはごく最近ならば、ジンクスを打ち破るのも時間の問題と言える。

4・・・過去20年で馬券に絡んだ3着以内はすべて前走5着以下か、前走6番人気以下に限られている。過去10年に絞ると前走4着以下、前走4番人気以下に限られてここでレイデオロが弾かれる傾向が出た。

5・・・過去30年で前々走が千六だった馬は皆無。前走が毎日杯だったステップもいない。前々走が昨年だった馬は3着が2頭(88年コクサイトリプル、02年マチカネアカツキ)だけ。ここでもレイデオロが引っ掛かってサトノアーサーも脱落。

6・・・1勝馬は過去20年で3着2度(00年ホワイトストーン、05年シックスセンス)だけ。1、2着の実績はない。

7・・・前2走のうち、どちらかで馬券圏内。430キロ台以下はいない。

1~7までの傾向で1~3着まで可能性があるのは
アドミラブル
ダイワキャグニー
皐月賞組の中では
スワーヴリチャード
クリンチャー
アルアイン
カデナ

1勝馬の2頭が妙味ある存在
ベストアプローチ
ダンビュライト

過去40年の中では10年周期で規格外の結果が起きていることを忘れてはならない。

一番の大外枠の勝ち馬が
77年ラッキールーラ(7枠24番)

一番人気ない馬の馬券圏内が
87年2着サニースワロー(22番人気)

フルゲートの大外の逃げ馬が勝ったのが
97年サニーブライアン

牝馬が勝ったのが
07年ウオッカ

良馬場のダービーで前2走が馬券圏外だった馬の激走が
87年メリーナイス(3走前は朝日杯勝ち)と
07年2着アサクサキングス(3走前はきさらぎ賞勝ち)の2頭だけ。

人気をみると
77年1~3着
9番人気⇒1番人気⇒7番人気

87年1~3着
4番人気⇒22番人気⇒5番人気

97年1~3着
6番人気⇒3番人気⇒1番人気

07年1~3着
3番人気⇒14番人気⇒4番人気

今年で驚くようなことが起こるのであれば、
8・・・ローテーションの異変
青葉賞組の勝利(アドミラブル)
毎日杯組の馬券絡み(サトノアーサー)
3走前には重賞勝ちして前2走で馬券圏内(キョウヘイ)
9・・・1勝馬が2着以上、または2頭の馬券絡み(ベストアプローチダンビュライト)
10・・・ディープ産駒の1~3着独占(アドミラブルサトノアーサーアルアイン)
11・・・同厩舎の1~3着独占(サトノアーサーアルアインペルシアンナイト)

ある程度の常識で考えれば、同じ産駒、厩舎の独占、キョウヘイの大駆けはまずありえないだけに、やはり青葉賞組、1勝馬の大駆けと見込んで1着固定にアドミラブル。1勝馬が大暴れすることは十分に考えられるということでベストアプローチダンビュライトを穴馬に一考。