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新潟裏読み
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11R
関西
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新潟11R

3連単フォーメーション4、5、1⇒4、5、1、11⇒

4、5、1、11、10、2 (36点)

3連複BOX4、5、1、11、10、2

馬単4⇔5、1、11、10、2、14  5⇔1、11、10、2、14

休み明けしか走らないアストラエンブレムが4歳後半の大事な初戦で未知なる二千を選んだのは意外だった。中山(000100)より新潟(200000)を重視した選択としても千六(411300)に対して二千は未経験。千八(120000)、千八の持ち時計はこのメンバーNo7という平凡さ。確かに3走前からシフトチェンジで千六から距離を延ばして距離に融通は出てきたが、3走前の勝ったレースでも辛勝。勝ち切れないイメージがますます強まったのも事実で、休み明け(411200)だけが頼りか。

アストラとは逆にルミナスウォリアーは叩き2戦目の立て直しに課題を残す。休み明け(430000)に対して叩き2戦目(011111)。叩き3戦目(120020)からも示される二走ボケの懸念。さらに重賞で57キロの経験なし、乗り替わり、上がり33秒台経験がわずか3回だけなど前走よりフィーリングの合わない条件になったことは間違いない。主戦でも仕掛けのタイミングが難しい癖馬。テン乗りで乗りこなすことが期待できない鞍上配置ならば、単というイメージはますます薄れていく。二千の持ち時計No2、新潟二千の持ち時計ベスト。

徹底した長距離路線からいきなり久しぶりの二千。トーセンバジルには不安しかない。確かに2歳500万は葉牡丹賞を好時計勝ち、弥生賞5着からも距離適性は低くないが、約2年ぶりの二千以下で必要以上に置かれて4角ギブアップの位置取りになっても驚かない。デビュー当初は千八~二千志向で3走前まで3戦連続の最速上がりという本質瞬発力型。それでも叩いて次走以降の変わり身待ちが常識的。

馬体の良さからラストインパクトはまだ見限れない。前々走はダートで論外、前走はペースを読めないペース音痴の鞍上がすべてだった。必要以上の消極策で勝負どころ前にレースは終わっていた事実。前2走は単なる条件の不一致で見限れるレース。前走の自身6度目になる33秒台突入の上がり時計がひと筋の光で、休み明け(101107)よりも左回り(212102)を強調すべき。

タツゴウゲキの前走はマクり合いとなったが、逃げ馬が壁となって仕掛けが遅れて脚をためられたことが最後のひと差しにつながった。残り100から鼻づらの合った追い比べを制した内容でこれまでの勝負弱さを完全払拭。イメージ以上に地力強化の可能性がうかがえる。初勝利に6戦、2勝目に12戦かかった苦労馬が重賞2度目で制覇。斤量や展開に恵まれたとはいえ、前走の時計がここで持ち時計No1ならば胸を張って底力勝負。

トップハンデ馬と実質3キロ以上の差は恵まれた斤量となるロッカフラベイビー。前走で少なくても牝馬重賞級と確信している。前々有利の流れの中で4角持ったまま。残り300から追い出し始めて2着馬との長い叩き合いを振り切った。クイーンCを勝ったキャットコインに直前のレースで0秒3差。ローズSを勝ったタッチングスピーチに直前のレースで0秒2差など、以前から随所に素質の高さを示してきた期待馬。もうひと絞りが理想だが、休養して馬体増がそのままパワーアップにつながった前走を素直に本格化したターニングポイントとして評価を改めたい。休み明け(230100)と叩き2戦目(000004)の落差は本格化前として割り切る。

ロイカバードはセレクトセールで2億5000万、全弟アドマイヤアゼリは2億7000万、全弟シルヴァンジャーはサンデーRで募集1億6000万。まさにミリオンホース連発の金脈ブラッドだが、この血筋は晩成型として評価が固まっている。きさらぎ賞、京都新聞杯をいずれも3着を含めて相手なりに走れる反面、パンチ不足がはっきりしていたが、前走でイメージ一新の息の長い末脚。見込まれすぎたトップハンデから解放されて中距離路線でもうひと花。