6⇒9、2、11⇒9、2、11、4、8、7 (15点)
6-9、2-9、2、11、4、8、7 (9点)
6⇔9、2、11、4、8、7
2戦2勝のアドマイヤマーズを本気にさせたケイデンスコールは重賞でも十分に胸を張れる。とにかく数字的には軽く重賞級をにおわせるレベルの高さ。走るたびに磨きがかかって2戦連続の最速上がり、前々走はラスト11秒0だから恐れ入る。前走は超高速馬場としても、好位差しから危なげない勝利。なるほど母はバランスオブゲーム、フェイムゲームときょうだいの良血馬で待ちに待った大物の誕生か。確かな下地に2歳離れした完成度。さらに時計勝負にもメドを立てれば、あとは重賞で勝負弱さ連発の鞍上が唯一の不安材料といえる。前々走のような消極策からの展開負けだけは避けたい。
道悪で時計比較が難しいものの、アンブロークンの前走はレベルの高さを相手関係が証明している。すでに3~5着馬が勝ち上がり。2着馬も時間の問題という強敵揃い。その中で掛かり気味の折り合いからNo2の上がり時計で押し切った内容は着差以上の凄みが感じられた。この世代好調なヴィクトワールピサ産駒。目立つ馬っぷりで、2歳戦に大事な先行力と瞬発力を兼ね備えた牝馬は距離短縮がイメージどおり。
大外枠、微妙な乗り替わりなどがなければ本命馬となっていたジョディーは試練のレースになる。ほぼ前走のようなスタイルが絶望的になってアドリブの利かない鞍上がどう決め打ちの乗り方をするか。前走は残り5ハロンから加速ラップで、ラスト11秒3。負かした相手がすでに2勝のウインゼノビアだけに数字以上の価値を見出せる。理想はハナ、最悪は掛かって自滅。どちらにしてもスタート直後の位置取りが勝負の分かれ目か。
エルモンストロは勝ちっぷりそのものは豪快だったが、2着以下はいぜん未勝利が現実。レースレベルの低さが見え隠れしている逃げ切り勝ちで、上がりレースラップがすべて11秒6以上からもメンバーと展開に恵まれたことが否めない。
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