7、1⇒11、12、6、4、9 (30点)
7、11⇒12、6、4、9 (24点)
7-1、11、12-
1、11、12、6、4、9、2、10 (18点)
7⇔1、11、12、6、4、9
エタリオウは最強の1勝馬。鞍上泣かせとなっている仕掛けの難しさでなかなか勝ち切れないレースを連発していると納得するしかない。これまで以上に直線が短くなる中山でさらなる試練が待っているが、世代トップレベルの瞬発力で不発なしの完全燃焼タイプ。ダービーでメンバーNo2の上がり時計、前2走は連続の最速上がり。最近は走るたびに末脚に磨きのかかった4歳馬ならば、以前よりひと回り以上のスケールアップの計算が可能だろう。取りこぼしは多くてもGⅠで勝ち負けレベルの馬がGⅡを55キロで挑める条件はあまりにも恵まれすぎ。レースを早めに捨てる鞍上が唯一のウィークポイントだが、最後まで真面目に追えば無様なレースになることはない。
色気を出しすぎた海外遠征は見事に失敗に終わったチェスナットコートだが、長距離戦ではまだ見限れない。JRAの二千四以上(210021)。馬券を外した3戦の着差は0秒3、0秒3、0秒8。昨年の日経賞2着、天皇賞春の0秒3差が含まれた実績を残せば、本来は主役として扱える数字でいかにも盲点。復帰初戦こそが狙い目か。海外遠征を犠牲に現役を終えるか、単なる一過性のポカとしてここでよみがえるか。ターニングポイントになるレース。
条件上がりの馬が好走しやすい日経新春杯でも意外に最近は日経賞と直結する傾向が強まっている。過去8年で馬券にまったく絡まなかったのは2回だけ。アドマイヤデウス、シャケトラらの2勝が示すように世代交代の象徴的なレースになってきた。前走で惨敗は鞍上の操縦下手がすべてだったメイショウテッコンの巻き返しに期待できる。とにかく前走は鞍上の大へぐり。出遅れからリズムを崩したというより、前半で10秒台を連発していた超ハイペースを大マクりの暴挙がすべての敗因だった。ハナを切ることが好走条件となる単調な逃げ馬でまずはスタートを決めて力勝負。乗り替わりなしがどう転ぶか。
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