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福島裏読み
関東
9R11R
関西
9R10R
11R
ローカル
10R11R12R
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福島11R

3連単1軸マルチ2⇒9、10、5、14、7、3、15、13 (168点)

基本、先行馬が残る可能性の高い重賞だが、今年は若干のズレがあるか。とにかく行くしかない馬と行きたい馬がずらりと揃ったメンバー構成。道悪巧者の条件付きならば波乱前提でいいだろう。

同日の3歳1勝クラスより5ハロン通過で1秒5も遅いラップだった毎日杯に何の価値も見出せない。逃げ切り当然という絶対的な展開の利で逃げ切ったランスオブプラーナが、たいした経験もないのに57キロを背負わされてギブアップ状態。きらさぎ賞は大逃げのスローとなる特異な流れを刻んで展開に恵まれた3着にも強調材料を見出すことさえ難しいだろう。ごく普通の流れとなった皐月賞で直線を待たずしてズブズフになった内容がこの馬の本来の能力基準。ここは同型揃いとなってますますレースがしにくくなる。

これまで同じ距離を2戦連続で使ったことのないディキシーナイトはまさに陣営の見極め力の低さ、レースマネージメントの悪さが足を引っ張っていると言っていい。距離にこだわりをみせないから好走パターンもあやふや。未勝利勝ちのレースは唯一上がり33秒台でイメージ的には差し馬だが、最近の積極性から陣営は先行馬として完成形を目指していることで完成形がさらに遅れることに危惧。

後のきさらぎ賞馬を福島で完封。しかも直一気でレコード勝ちを決めたマイネルサーパスの一変はどうか。確かにダービーはしんがり人気まで成り下がったが、それでも前々には相当厳しい位置取りながら掲示板まで1秒1なら十分すぎる中身の濃さ。同じような位置取りだったエメラルファイトには先着したのも自信になる。千八の持ち時計No1、二千の持ち時計No2。もとより先行力頼りに良績を残して追い込み馬として花開いたアイルハヴアナザー産駒。裏付けのない道悪だが、パワー馬場にもイメージは合っている。

ヒシイグアスは微妙な立場。突き抜けて当然だった前走でまさかの失速は単調な逃げ気性の裏付けか、一過性のポカか。差す脚に怖さがなく、いずれにしても大幅な馬体増が大前提となる。