8、6⇒2、3、4 (18点) 8、2⇒3、4 (12点)
6、2⇒3、4 (12点)
8、6-8、6、2-2、3、4、10 (10点)
8⇔6、2、3、4 6⇔2
サートゥルナーリアの前走は期待馬の復活ととるか、すべての条件がはまっただけととらえるか。ここでは後者として扱いたい。ペース音痴の逃げ馬が完全なる暴走。じっくり待機策を選択した馬にとって願ってもない流れになったことで最大の恩恵を受けた。さらに3歳馬は裸同然の55キロ。上がりレースラップは13秒台が含まれたすべて12秒台以上というサバイバル戦。例年以上に斤量差が結果に直結しただろう。カナロア産駒として長距離にメドを立てたことは大きな財産だが、58キロの酷量を克服できる裏付けはないのが現実。圧倒的な人気になるほど信頼度は得てない。
すでに余生で騎手生活を過ごしている鞍上からの乗り替わりならば、サトノソルタスは力が入る。直線入口で勝ちを意識できた手応えの良さでも行き場を失くして右往左往。スペースを探してながら結局ムチを使えたのが残り100の1発だけという鞍上の未熟さを露呈してしまった。少し内にササりながらで鞍上が真っすぐ走らせるのに精一杯だったことも考慮すれば、最悪のコンビでも0秒4差は上々の内容だったということ。ごく普通の騎手で一変できる計算。
ロードマイウェイはここで真価を問うべき。今の段階ではまったく価値を見出せない。前走の2着馬はGⅢ勝ち止まり。GⅠは1戦だけの経験で結果は掲示板外のトリオンフ。3着には重賞連対経験のないブレステイキング、4着に地方出身のハッピーグリンでは相手に恵まれたことが否めない。さらに同日の2歳未勝利で2分0秒4だったレコード続出馬場。わずか1秒3上回った勝ち時計にもかかわらず、ラストラップの12秒台が決定的な低レベルレースの証だろう。勢いづいてさらなる成長の可能性も残しているが、常識的にはGⅠで上位経験馬より完全なる格下の評価が妥当。
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