15⇒９、11、12、２、７、８、３　(126点)

15－９、11、12－９、11、12、２、７、８、３、５(18点)

15⇔９、11、12、２、７、８、３

直線で２度、隣馬にぶつけながら狭いところを抜け出そうとするが失敗。３度目の"ぶつかり稽古"は相手からぶつけられて鞍上のバランスが崩れてレース終了。これをレースのアヤと取るのか、コース取りの悪さと取るのかは微妙だが、少なくてもショウナンハレルヤの前走は不完全燃焼に終わったことは間違いない。自身の上がり時計ベストはレッドを上回り、スカイと同タイム。器用さに立ち回れるレースセンスを強調。

スカイグルーヴは正直、拍子抜け。思ったほどの馬体成長がなく、非力さ露呈の前走は明らかに重賞級とは言い難い。直線では坂下で勝ち馬に４馬身差もあった勝ちパターンにもかかわらず、坂で一気に差が縮まってあっさり交わされる始末。何の収穫もなかった内容からの一変が微妙になっているのが本音。母アドマイヤセプターは走るたびにスプリンター色の強まっていくらか早熟系の否めない良血馬だったことも減点材料だろう。まだキャリア３戦目。ハナ切ることが絶対条件か。

レッドルレーヴの母ラストグルーヴはセレクトセール３億6000万円も１戦１勝で電撃引退。奇しくもスカイの母母アドマイヤグルーヴの半妹というエアグルーヴ一族だが、全体的に早熟系の血統だけに前走の完敗で評価を変えなければならなくなった。スカイ同様に馬体成長の乏しさ。とにかく見た瞬間にがっかりするほどの前走だっただけに大幅な変わり身が計算できなくなった。さらにこの馬のきょうだい同様に瞬発力勝負の弱さが見え隠れしてきたことも評価を割り引かせている。血統的にも馬体的にも本質はマイラーの可能性。