2⇒15、5、3、8、4 (60点)
15⇒5、3、8、4 (36点) 5⇒3、8、4 (18点)
2、15、5、3、8
2、15、5、3、8 2、15、5、3、8、4⇒10
カフェファラオの芝挑戦は驚きしかない。アメリカンファラオ産駒がJRAの芝でまったく良績がないのは周知のとおり。これまで産駒の数が少ないとはいえ、芝では2頭の2歳戦3勝のみ。その2頭は後に芝ではっきりと壁に当たったことが致命的な適性の低さを示している。賞金を稼いでいるダート王をいきなりハンデ戦にぶつけることも異例中の異例で、札幌記念への叩き台、お試しレースとみるのが常識的。
ローカル重賞の中でも底辺の重賞レベル。過去10年の傾向は近走の実績などまったく問題ではない。順調に使われている馬が圧倒的な良績集中。5月前からのステップは前走がGⅠか、GⅡに限られている。これに引っ掛かって脱落するのがマイネルウィルトス、レッドジェニアル、ワセダインブルー、アドマイヤジャスタ、タイセイトレイル。前日の古馬2勝より勝ち時計で1秒遅く、上がり時計でわずか0秒2しか上回らなかったサトノエルドールの前走はいいわけできないレースレベルの低さ。同レース2着で鞍上弱化のマイネルファンロンも同様の評価。昨年の函館記念2着から一気に老けたドゥオーモは強調点を見出せない。
カフェファラオの芝適性はかなり低いと決め打ちで残り7頭の争い。中でも8歳ハナズレジェンドに妙味が出た。土曜日の函館2歳Sのように重賞で人気になって取りこぼしは鞍上の十八番として割り切るべき。ごく普通に立ち回るという当たり前の仕草でも一流ジョッキーより格段に確率が低くなるのが鞍上の特徴だが、気楽に乗れる立場なら土曜日の二の舞にはならないだろう。いずれにしても馬の能力は楽に重賞に届くまでピークに近づいている。前走は久しぶりの芝で上がり33秒台の最速上がり。超スローで上がり差が広がりにくい中で、上がりNo2より0秒4も速い数字は胸を張れる。休み明け(210423)でイメージ以上の仕上がり早を警戒。
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