16⇒4、7、18 (18点)
16、4、7、18
ルプリュフォールは前走の人気薄こそが過小評価の象徴だろう。前10戦で9回の最速上がり。とりわけ前走はオープンで上がりNo2より0秒8も速い上がり時計ならば、少なくても重賞で入着級のスケール度。57キロを背負って苦戦続きは本格化前と割り切って勢いを素直に評価する。
日本でも直線競馬の経験がないグレナディアガーズを酷量の海外照準はまったく意図のみえない選択だった。確実に稼げる国内より強い海外志向が近年のクラブ馬の傾向で惨敗までのセットが今の主流だろう。収穫もない無意味な挑戦は枯れ始めたら急落するフランケル産駒にとって大博打のローテでもある。昨年のこのレースの覇者が現役の長さを測る一戦となる。
同じ海外遠征組でもパスラットレオンはひとまず叩き台を消化して以前の輝きを取り戻し始めている。前走は同日の古馬2勝より遅いラップで逃げ馬有利だったことを割り引いても価値ある2着。実績馬が迷いのない逃げを決めた際は常に大駆けの可能性。
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