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京都裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R
関西
1R2R
3R9R10R11R12R
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京都11R穴推奨レース

3連単2軸マルチ6、2⇒10、4、11、1、7 (30点)

6、10⇒4、11、1、7 (24点) 6、4⇒11、1 (12点)

3連複フォーメーション2-6、10、4-6、10、4、11、1、7、3、8 (18点)

馬単6⇔2、10、4、11、1、7、3、8

絶好調のGⅠ級の馬が揃って出走していたなど今や昔。ジャパンC、有馬記念の賞金増加でローテの変革、宝塚記念を以前より2週間ずらしたことで始動の遅れなどが重なってエリート馬は天皇賞秋のぶっつけが王道路線になっている。毎日王冠同様に以前より格段なメンバーレベルの低下が避けられない状態になっているが、今年は少なくても昨年より一気にレベルが上がった。
昨年は前走が宝塚記念か、天皇賞春でひと桁着順、ひと桁人気の馬がゼロ。(21年は3頭。そのうち2頭が馬券圏内。20年は1頭だけでその馬が馬券圏内。19年は2頭で馬券圏内ゼロ。18年は2頭中1頭)。とにかく前走が天皇賞春か、宝塚記念で着順も人気もひと桁の馬に良績が集中している。

今年はヴェラアズールディープボンドボッケリーニの3頭。今や上がり34秒半ばに限界を示しているディープの狙いは厳しいが、ヴェラの成長は止まったと考えにくい。オープン入りに2年以上、重賞経験はわずか3回、しかもGⅠ惨敗直後の海外遠征はまさに無謀なローテだったことを改めて痛感する。ひとまず海外遠征の弊害として割り切れる前2走ならば、ここでの走りが今後の現役生活の長さにも直結する大事なレースということ。すでに老齢入りの6歳馬が初の59キロ。勝っても惨敗でも驚かない立場で踏ん張りどころ。

ディープボンドは同じ鞍上にこだわる限り、まったく新鮮味を感じない。常に人気馬の出方をうかがいながらの乗り方にはうんざり。明らかな瞬発力不足の馬をひたすら好位差しで挑む判断の悪さ、勝負勘の鈍さに不可解さを常に感じ続けて最後の重賞勝ちからすでに1年以上も経っている。海外に行くたびに戦績低下からも止まらない衰え。ゆっくり下り坂からV字回復は極めて可能性として低いか。いずれにしても瞬発力型が天敵。ひたすら極悪レベルになるまで馬場悪化を待つ。

ボッケリーニは馬場悪化になるほど色気が出る。稍重(020000)と不良(110100)。前5走の上がり時計はすべて35秒台以上。二千二、二千四、二千五の持ち時計が標準よりわずかに上回った程度のスピードでは時計のかかる馬場に頼るしかない。これまでGⅡは3、2、1、2、2着でGⅠ経験のスケールアップ度を加えれば負けられない立場と言っていいだろう。それでも同じ鞍上にもかかわらず、一貫性のない乗り方を連発がこのコンビの弱点で取りこぼす可能性も常に高い確率でキープされているのが現実。ヴェラディープもこの馬より後方の位置取りではマーク屋の鞍上の混乱する姿が簡単に浮かぶ。とにかくごく普通の立ち回りができるかどうか。