 
11⇒3、2、9、6、14 (60点) 3⇒2、9、6 (18点)
11、3-11、3、2、9-2、9、6、14、5 (19点)
11、3、2、9、6、14
すべてのレースできっちり折り合ったことのないモティスフォントが再び千八へ距離延長。ハナ以外の位置取りではまったく計算の成り立たないトレサフィールとのハナ争いが避けられず、共倒れか、傍らだけの生き残りか。どちらにしても単調な先行馬にとって厳しいレースが避けられないのが現実。これまで前々の立ち回りは超スローだったため可能だったバズアップビートは流れが速くなれば置かれるだけ置かれていく小回り不向きの不器用さがネック。センツブラッドは試練しかない。上がり33秒台以下が未経験という差し馬。人気になることが驚きで、低調な相手に立ち回りのうまさを駆使して好走した前2走も時計的には何の強調点も見出せない。乗り替わりなら絶対的な中心馬として扱いたかったが、同じ鞍上にこだわる不可解なマネジメントに嫌気が出るのがフクノブルーレイクだ。前々走は二段マクりという過酷な仕掛けと直線の併せではなぜか勝ち馬に併せようとせず、単走追いを好む不可解さ。ごく標準的な騎手でも勝てたレースを取りこぼし。極め付きは前走のやる気のなさ。気楽に乗れる立場にもかかわらず、これまで先行~差しで良績を残してきた馬を必要以上の引っ張り込みで1角でレースを終わらせる暴挙。まさに鞍上の衰えの象徴的な内容が続いて負のスパイラルに陥っていることも追い打ちとなっている。それでも馬の能力の高さは随所にアピール。乗り方ひとつで世代重賞の上位可能を示してきたことも事実で、ここは鞍上と決別か、続投かを測るべきレースとなる。
|