
13、11、2⇒13、11、2、1、6⇒
13、11、2、1、6、3 (48点)
13、11-13、11、2、1-2、1、6、3、12 (19点)
13⇔11、2、1、6、3 11⇒2、1、6
グランディノスは数字的な面で信頼できない人気馬となった。馬場悪化でジンクスを乱す可能性があるとはいえ、過去10年の歴史との比較から漂う瞬発力不足は否めない。
前走が古馬3勝だったのは過去10年で3頭だけ。
チャレンジC着順・馬名(自身のベスト上がり時計)
20年1着レイパパレ(33秒2)
19年3着ブレステイキング(33秒0)
15年3着シベリアンスパーブ(33秒3)
グランディノスは33秒5。ここでは上がり時計ランキングNo12。さらなる追い打ちは持ち時計No10。常識的には通用する数字を備わってない良血馬で、同じ良血馬のレイパパレ似ではないだろう。強烈なインパクトで勝ち上がるというより大きく崩れない安定感で地味なイメージが強かったブレステイキングにイメージは近いか。いずれにしても5連勝で初重賞勝ちを決めたレイパパレよりひと回り以上の格下感。勝つまでには壁がありそう。
サブマリーナの前走はもっとうまく立ち回れなかったのかという疑問符がつく。勝ち馬は直線でヴィクトリーロードの3、4分どころを選択に対して、この馬は残り2ハロンまでコース変更の繰り返して最後は外ラチ沿いまでの大ロス。それでも最速上がりが能力の高さとはいえ、さすがに初重賞挑戦でこの立ち回りではハードルが高すぎた。ほぼ成長分で理想的な馬体増がスケールアップに直結。直線坂コースの経験不足は簡単に相殺できる持ち時計No3や休み明け(311000)。上がり時計は常にNo1~3で最速上がり4回経験も頼もしい。こなせる程度の稍重より、やはり能力全開となる良馬場が理想の瞬発力型。馬場の回復が早いほど信頼度を増す。
オールナットはピークが過ぎたのか、一過性なのか。名手配置のここではっきりする。少なくても前走の敗因は解せない。何度コンビを組んでも確たる勝ちパターンを確立できなかった鞍上だったことを割り引いても不可解な失速。末脚自慢が完全不発の上がりNo10はデビュー以来最低ランクタイで、明らかにレースレベルが上昇したために自身の瞬発力が通用しなくなってくる傾向だろう。好時計を連発していた前々走までの勢いを取り戻すにはやはり前々勝負が理想的。上がり33秒台半ばが壁になっている現状を打ち破れるかどうかが今後の課題、成長のカギでもある。異父姉がショウナンパンドラという良血馬の意地に期待。
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