
6⇒4、8⇒4、8、1 (4点)
パントルナイーフ回避でアドマイヤクワッズが絶対的な立場になった。本来過去の歴史から前走が千六でも微妙な立場になるが、前走で折り合い難を露呈したライヒスアドラー、タイダルロックや単調なステラスペース相手ならば、何の不安も不満もない。
急な路線変更はこの馬だけの特徴や性格を吟味しただけではないだろう。ただただ僚馬のエムズビギン、キッコベッロ、ブラックオリンピア、ラヴェニューなどの厩舎期待馬がことごとく拍子抜けのレースでエリートから脱落しなければこの馬が皐月賞など見向きもしなかったはず。
近年は距離体系が以前より固まって前走千六からの参戦は激減。前走は千六でも千八以上の経験馬がここを使ってくるのが主流にもかかわらず、最近では珍しい千六だけの経験のアドマイヤはそれだけ自信があるからこその参戦とみたい。
千六までの距離経験だった21年2着シュネルマイスターと16年3着エアスピネルの2頭より時計も上がり時計も上回り、最速上がり経験も互角。何より2頭より弥生賞で先着した馬がタイトルホルダー、マカヒキ、リオンディーズ。3頭すべてが弥生賞前までに重賞2着以上、または2勝馬ならば今年に該当するのはギリギリでライヒスアドラーぐらいだろう。
アドマイヤの前走は名手との技量の差をまざまざとみせつけられた。馬の能力だけで最後詰め寄ったが、本質は鞍上の差を痛感させたレース。各馬が4角で外を回ることは一目瞭然でも外を選択して案の定、各馬に振られて大回り。この馬とは対照的に内を選択してロスなく立ち回った勝ち馬からもコース選択が勝敗を分けたことは誰が見ても明らかだった。
仮にここで負けた際に"距離を意識した乗り方でだめだった"などのいいわけが通用しないほどこの馬の実績はふた回り以上抜けている。この程度の相手に取りこぼしは許されない立場。
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