2、9→2、9→ 10、8、12、7 (8点) 2、9→10、8、12、7→ 2、9 (8点) 2、9−10、8、12、7 コスモメドウは前2走で大きく羽ばたいた。徹底した長距離路線で文字通り本格化。いくらか頼りない鞍上で5キロ増の斤量など、数々の試練を迎えるが、完璧な折り合いから横綱相撲で勝ち上がった前走を見る限り、三千級のマラソンレースで崩れる姿は浮かばないだろう。ポカがあるとすれば前々走のように引っ掛かった際だけ。ごく普通に乗りこなせば再び圧勝劇。 相手探しは難解になる。本来ならばキタサンアミーゴは主役になれる能力を秘めているが、前走で鞍上のモロさ露呈して評価を下げなければならない。馬自身は相当なスタミナを示したが、残り100ですでにムチを使えなくなった鞍上のスタミナ切れというかなしい結末。激しくしごくこともできず、道中掛かってスタミナを使ったために、最後はただ捕まっていただけではいかにも頼りない。前半に掛かることなく、スムーズに折り合って鞍上の力を温存できるかに焦点が絞られた。 ゲシュタルトの前走は残り100まで抵抗してスタミナ的に問題がなかった。距離云々より控える競馬で策がないということ。強気にハナを切ってこれまで歯がゆい競馬が抜け出したい。内枠のコスモラピュタとの兼ね合い。 モンテクリスエスはスローの瞬発力勝負になると怖さが出る。じっくり構えすぎた前走でも現実に最速上がり。急激な年齢の衰えがなければ、これまでの長距離実績を無視できない。前走は珍しく鞍上と呼吸の合わなかったことを割り切れば、乗り慣れたコンビに戻って一発警戒。 オウケンブルースリは出口のみえないどん底のスランプに陥った。明らかに中途半端な休養で昨年の激走の疲れが抜けないというレースぶり。前々走はいつもより前々の位置取りとしても、4角でズブズブになる最悪な惨敗。前走もスローを徹底待機で3角すぎから手が動き始める行きっぷりの悪さでは良化の兆しはうかがえない。
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