3−4、11、9、14、16、5 4−11、9、14、16 3−4、11、9、14、16、5 前走の勝ち馬ヘッドライナーがCBC賞2着でますます人気を集めるツルマルジュピターに妙味がない。上がり調子の実績でも、いくらか見込まれすぎのトップハンデだろう。5キロ以上も軽い馬と持ち時計そのものはほぼ互角。急坂の中山コースにも結果を残せてない現状では過信禁物。直線平坦がしっくりくるスピード型は、馬場悪化となればますます窮地に追い込まれる。 エーシンリジルは現級勝ちの実績でも、瞬発力勝負に限界を示した前2走で一気にトーンダウン。良馬場の芝千二は上がり34秒が大きな壁。切れぬが確実に伸びてきた前走の重賞をステップにしても差し切るイメージが以前より薄れている。押せ押せのローテーションで2度目となる関東遠征。初コースを加味すると条件的にはかなり厳しくなる。 アイアムマリリンは能力的に差のないクラスだが、致命的になるズブさとスタート難に悩まされて好、凡走がはっきりしてきた。鞍上が追い込みに意識が強まれば、前々走の再現は難しい。5ハロン通過55秒7の超ハイペースだから追い上げられた0秒3差。低調な逃げ馬が揃ったこの顔ぶれでは、速くて56秒前半が限界。外枠を引いて直線外のセオリーどおりの乗り方では上位進出は計算しづらい。 サクラミモザは完全にクラスの壁に当たって頭打ち状態。崩れないが勝ち切れないもどかしさは、大きな刺激がない限り解消しないだろう。中山(0014)は明らかに苦手意識。大外枠の不運も重なって再び入着ラインで一進一退か。 狙いはレジェトウショウ。出戻り後、大きく成長を遂げた上がり馬で、体調さえ整えば芝千二は絶対的な自信がある。再転入初戦こそ大きく崩れたが、2戦目の中山千二は33秒9の最速上がりで1分8秒2の好時計で快勝。4走前も55キロを背負って1分8秒4ならば、千二(1012)以上に距離適性が高いことがうかがえる。3走前の惨敗は向正からかなり外々を回って仕掛けどおしという最悪な乗り方なら一過性のポカ。距離短縮と内枠の好条件で巻き返す。 大駆け候補にグローリールピナスを一考。芝、ダート兼用のオールラランダーで、すでに現級卒業にもメドを立てている。今までになかった最速上がりとなった前走がターニングポイント。休み明けでも無視できない。 距離に融通性が出てきたロードバロックが距離短縮で不気味な存在になった。中山千二に限れば1分9秒1、1分8秒0、1分7秒9と走るたびに時計短縮。負けても0秒5差というコース適性の高さは見逃せない。腹をくくって直線内をつけるかどうか。
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