3→8→2、12、1、4、9
3→2、12、1、4、9→8
8→2→12、1、4、9 8→12、1、4、9→2
今年の天皇賞春は過去10年で断トツのワーストNo1時計。良馬場に近い馬場状態だったことを考慮すれば、4秒以上も標準レベルが下回っている。超スローでほぼ直線だけの上がり勝負になったことがすべてだけに着順、着差にこだわることにあまり意味がないか。
勝ち馬ヒルノダムールは内々で直線まで我慢、2着エイシンフラッシュもマクり合いの中で仕掛けを我慢。3着ナムラクレセントは思い切った好騎乗に対して、1番人気トゥザグローリー、2番人気ローズキングダムは下手乗りなら勝負付けはまだ済んでいないということ。
メンバーの資質はかなり落ちる金鯱賞からのステップとなるルーラーシップの評価が一番の悩みどころ。仮にキャプテントゥーレがここ出走で勝ち負けを意識できるならば、ルーラーの圧勝が計算可能だ。金鯱賞当日の前後のレースが上がりレースラップで良馬場相当に近い11秒台のラップを刻んでいた馬場状態なら、いかにも物足りない2分2秒4の勝ち時計だろう。逃げ切り当然の流れで11秒8−11秒7−12秒8の上がりレースラップから浮かび上がる逃げたキャプテントゥーレの急失速。豪脚に映ったルーラーの減点がある程度、必要になれば、前日人気でブエナと同じ単勝人気はいかにも妙味がない。初の58キロを背負うGT、これまで連勝のない実績でさらにパフォーマンスを落とす不安。
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