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中山裏読み

関東
11R

関西
11R

 

中山11R

3連単フォーメーション8→11、3、4→

11、3、4、2、6 (12点)

3連複フォーメーション8−11、3−

11、3、4、2、6 (7点)

ゲームマエストロは1600万が通過点になるセントライト記念4着の実績だが、入着ラインの争いが限界だった3走前、前々走で取捨に迷いが出てくる。前々走は4角の手ごたえは十分。33秒台が当然の瞬発力勝負でメンバーNo7の上がり時計がクラスの壁の近さを示している。降級となった前走も本来ならば勝たなければならない相手。最速上がりで一応のメンツは保てたが、テンションの高い気性で折り合い難を露呈、4角ブン回しの工夫ない乗り方では今後の不安はますます高まるだけだろう。これまでより先行馬が揃ってレースはしやすくなるが、常に展開に左右される不器用さで全幅の信頼は危険。

同じような脚質でもマコトギャラクシーは頼れる人気馬だ。芝の良馬場に限れば負けても着差は0秒5、0秒2、0秒1の安定感。デビュー2戦以降、芝に見切りをつけてダートに路線変更が奏功して急成長した期待馬が、いよいよ軌道に乗って準オープン通過点の感触さえある。3走前に競り負かしたエーブチェアマンはその後GV2着。中山二千の連続2分0秒8で数字的な裏付けも示した。前走のような内々から隙間をみつけながらの追い比べより、腹をくくって大外ブン回しから瞬発力勝負が合っている。乗り替わりと外枠で再び輝きを取り戻す。

シャガールは同型が揃ってどう捌くかだが、休み明けで時計勝負は正直厳しい。驚くような持ち時計がなく、これまで最速上がりは低調な相手だった未勝利勝ち時のみ。ほぼ逃げるか、番手かに限られる単調な先行馬にとって同型多数と末脚自慢の差し馬が揃えば、人気先行の嫌いは否めない。上がり勝負と時計決着の苦手意識を払しょくするにはもっと条件が合っているレース時だろう。あくまで三連向き。

マイネルグートは500キロ前後で好走してきたが、馬体が戻り切れぬまま押せ押せのローテーションにプラスがない。休み明けのダブルレインボーはひとまず叩き台か。マイネルモデルノの前走は太めを割り引けば悪くない内容。母は6歳で重賞5勝目を勝った名牝ヌエボトウショウ。年齢ほど痛みのないキャリアで盲点になる。