6−8、3、13、1、5、9 6→8、3、13→ 8、3、13、1、5、9 (15点) 8、3→8、3、13、1、5→ 8、3、13、1、5、9 (32点) 8−6、3、13− 6、3、13、1、5、9、10、16 (18点) テイオムオオタカはここで本当の能力が測れる。前走は同型が控えて無理なくハナへ。直線追い比べで並ばれてもうひと伸びが底力だが、前半からガンガン競りかけられる重賞らしい厳しいとなってどう対処するか。高速馬場で前2走のような再現は難しくなるだろう。 エーシンヴァーゴウの前走は鞍上の好プレーで重賞初制覇となった。斜行ギリギリで直線半ばに外目へ。手前を替えてからの瞬発力は初重賞と思えぬ力強さで着差以上の楽勝。安定したスタートセンスとハナにこだわらない折り合い上手の先行馬は、3走前に5ハロン通過55秒台というハイラップを経験済みなのも心強い。予想以上に見込まれたハンデだが、この3連勝は本物の感触がある。単あって連なしタイプ。 エーシンリジルは重賞経験が生きてイメージ一瞬の瞬発力で前走を快勝した。4角の手ごたえは平凡でも、追い出してから先頭立つまでが驚異的な速さ。最後流して1分7秒4の自己ベストは大きな自信になった。細くなっていた馬体は戻って今やピークに近い状態。先行差し自在型の期待は高まる。 タマモナイスプレイの前走は同日500万より1秒9も遅いラップ。極限の瞬発力勝負で絶対的に前々有利だったことを割り引くと、重賞で主役としてはまだ物足りない。追い切りからも伝わる好調さだが、先行馬苦戦の傾向が強まっている重賞では前2走と同じようなイメージを持つと危険。 ヘッドライナーは単調な逃げ馬で同型が揃って策がない。3走前は上がりレースラップに10秒台が含まれる超スロー、前々走も平均ラップで3角過ぎまで単騎逃げなら残って当然だった。韋駄天Tオオタカが内枠で自身トップハンデ。強調材料を探すのに苦労する。 サアドウゾの前走は勝負が決まった頃にエンジン全開で単純に距離不足だが、現時点で1分7秒台を求めるのは酷。スカイノダンは瞬発力不足にもかかわらず、中団待機の乗り方が不可解。以前の輝きに戻るまで時間がかかりそう。ひと息入れてリフレッシュ期待のサンダルフォンは初戦こそ妙味。致命的なスタート下手とズブさで置かれ癖がますます強まったが、見た目や追い切りの動きは悪くない。このレースは3年連続の挑戦でこれまで1、3着。小倉(2010)どおりに一番得意なコース。
|
|
|