7−4、3、10、8、5 7、4→3、10、8、5 (24点) 7、3→10、8、5 (12点) 7−4、3、10、8、5、11 GVで0秒1差ながらトップハンデとは斤量5キロ差となったニシノメイゲツが狙い頃。前走は同日500万牝馬より5ハロン通過が遅い超スロー。後方から直線だけの競馬で0秒1差で、ゴール直後に3着に上がるほどの末脚ならば十分すぎる内容に重賞勝ちが近いことが表れている。デビューから2連勝。続く東スポ杯6着、朝日杯5着、アーリントンC6着、ニュージーランドT5着など早熟評価だったが、前々走の最速上がりから圧勝した前々走でイメージが一新した。千六〜千八志向から中距離にシフトチェンジが奏功して前走の好走につながっている。芝二千(1004)でも掲示板率は5割以上。古馬重賞の2戦目で大駆け期待。 ダノンバラードの前走は時計を度外視していい。超スローで全体時計が平凡だが、直線追い比べで狭いところから割って抜け出してきた瞬発力はさすが重賞入着馬の底力という姿だった。デビュー以来、掲示板を外したのが共同通信杯の1度だけ。2歳重賞馬とはいえ、3歳以降、勝ち味の遅さに悩まされてきた勝負弱さがようやく解消してきたか。いずれにしても皐月賞3着を含む重賞6戦連続の4着以上は実績だけで他馬を大きく引き離している。唯一の死角は直線長いコースに良績集中だけ。 トーセンラーは乗り替わりで再び仕掛けのタイミングに悩まさせるだろう。積極的に動けば前々走のように終い甘くなり、直線勝負に賭ければ前走のように脚を余す。本質小回りは合わないが、それでも直線坂コースよりしっくりきた直線平坦。意外にも前走で初の最速上がりならば、ターニングポイントになる可能性は高くなる。 ゲシュタルトにとって超スローの前走は苦手な展開の上がり勝負。さらに休み明けでそれでも0秒4差に踏ん張れば叩き2戦目のハンデ57キロは恵まれた。小回り直線平坦コースだけに活路を見出さなければならない正念場の5歳馬。大外枠はむしろレースがしやすくなり、GU馬の意地はみせられるはず。 エクスペディションは同じ鞍上ならば狙い目なし。前走は明らかにマークする馬を間違えて超スローを後方待機のペース音痴ぶり。本来マクれる自在性を備えながら流れを見切れなかった鞍上とのコンビ間の悪さはますます悪くなってきた。4走前と3走前も同じように必要以上の消極策が裏目。何度も同じミスを繰り返すようでは、叩き2戦目のステップだけで飛びつけない。
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