2、16→2、16、12、13、4、8→ 2、16、12、13、4、8 (40点) 2−16、12、13− 16、12、13、4、8、9、1、17 (18点) カラフルブラッサムの完成度が抜けている。抜群の追い切りと見栄えする馬体。さらにレースぶりまで大人びた内容ならば文句のつけようがない。3角から置かれ始めたのはデビュー戦だったと割り切れるおちゃめさ。エンジンがかかるとメンバーNo2の上がり時計より0秒7も上回る抜群の瞬発力で、終わってみれば着差以上の圧勝劇がこの馬本来の底力だろう。いくつかの課題をクリアすれば、早くも暮れのGTで期待が高まる逸材。スタートの修正と時計決着の対応に注目したい。新潟替わりはイメージどおり。 勝ち馬を含めてすでに4頭が勝ち上がっているレベルの高いデビュー戦だったザラストロが理想的なステップで色気が出る。なるほど前々走の勝ち馬マイネルホウオウは次走オープン特別2着で札幌2歳Sでも人気になる期待馬。上がり時計でこの馬に上回って着差は0秒2ならば、前走の横綱相撲も納得の一戦ということ。メンバーNo2の上がり時計より0秒7も上回った33秒台の鬼脚はコースと距離経験でさらなる磨きがかかりそう。 完成度の低い2歳夏の重賞らしく、ペースが速くても遅くても差し追い込み競馬になりやすい特異な重賞レース。距離千四以上の経験が絶対条件となると、サウンドアドバイスも差はない。前々走は4角でバテた馬を交わすためにコーナーで膨れるロス。前走は3角過ぎから動いて直線で外強襲に合うが、最後差し返した勝負根性に時計、着差以上の貫禄を感じさせている。充実した馬体が好感。 ナンヨーケンゴーは抜群の瞬発力でデビュー戦を飾った。直線はラチ沿いを選択したとはいえ、上がりレースラップが11秒7−10秒9−11秒8を後方一気。とにかく馬群から抜け出すまで速かった切れ味は評価できる。もうひと回りの馬体成長が理想。 道悪競馬でトーセンレディーの時計はアテにならないが、少なくても前走のメンバーの中で完成度はズバ抜けていた。終始外々を回りながら手ごたえ十分。抜群の反応でスムーズに馬群を抜けてきたレースぶりはセンスの良さそのものだった。極限の瞬発力勝負で分が悪くなるダイワメジャー産駒だけに前々が絶対条件。 太め残りでも上がりレースラップに10秒台が含まれる瞬発力勝負で競り勝ったメイショウオオゼキは確実に上昇ムード。ひと息入って12キロ減は誤算でも馬体そのものは良く映ったエフティチャーミーはまず馬体回復が前提。大幅な馬体増減はなくてもタガノラルフは走るたびに見た目の悪さが気になっている。猛暑で早くもデビュー4戦目にプラスはないか。今年の北海道デビュー組は微妙なレベルでロジウエストに妙味なし。ダートではケタ違いでもノウレッジは初芝、一気の距離延長を同時にクリアする姿が浮かばない。
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