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中山裏読み
関東
9R11R12R
関西
9R10R
11R

中山11R3連単フォーメーション12、2、10→12、2、10、9、13→

12、2、10、9、13、1 (48点)

3連複フォーメーション12-2、10-

2、10、9、13、1、5 (9点)

実績、勢いから3歳馬サドンストーム中心だが、とにかく流れに左右されやすい追い込み型はポカの頻度の多さは無視できない。ゲート難はますます強まってどんな流れても後方が定位置。4走前のセントウルSでロードカナロアカレンチャンに0秒2、0秒1差。上がり時計では0秒6、1秒も上回ったが、前が止まらない流れで直一気を決められるほど強さがないのも現実だ。スランプというより衰え先行のオーセロワガンダーラ程度が引っ張る流れなら、この馬向きの流れは期待できないか。ブリンカー着用の刺激だけが頼り。

意外にも千二の経験が浅いサクラゴスペルだが、ここがターニングポイントになることは間違いない。東京千四のスペシャリストとして完成されてきたスピード型でも、4走前の高松宮記念0秒5差に距離適性の高さが示されている。前走で明白となった控える競馬より、積極策がしっくり。いつでも捕えられる前2頭が暴走すれば控えて、スローなら好機のマクりで動ける機動力を活かす。

充電完了した休み明けこそがヘニーハウンドは走る。度重なる休養でリズムに乗れないで出世が遅れているだけ。一見ムラな成績でも、ここ4戦は負けて1秒差。キャリア4戦目で古馬重賞に挑んだ函館スプリントは文字どおり古馬の壁に跳ね除けられたが、その後は走るたびに成長がうかがえる。単純な持ち時計比較でも勝ち負け可能な計算。仕上がりひとつ。

前々走でサドンストームと位置取りの差。まったく同じ上がり時計だったマコトナワラタナは大外枠を引けば外差し馬場になっていることを願うしかない。矯正不可能なスタート難とズブさで最後方が指定席のレース下手にとって流れが落ち着いた時点でレースが終わる。オープン特別では流れひとつで脈ありの爆発力。ひたすら乱ペースを待つ。

上がり馬プリンセスメモリーは2戦連続の最速上がりが充実期を表している。行き足のつかないレース下手でどのみち最後方から直線勝負。失うものがない人気なら、ラチ沿いのコース取りにこだわって一発勝負。馬群を捌けるかどうかが焦点。

アンシェルブルーは休み明け0秒5、同タイム、0秒4、0秒4差。直線入口で圧勝が意識できるような手ごたえの良さで見せ場もなかった前々走を教訓にすれば、どうやらできる限り控えて直線勝負に賭けるのが今の好走パターン。得意の中山、外枠で確実に突破口は開ける。