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阪神裏読み
関東
9R11R12R
関西
9R10R
11R

阪神11R3連単6→1→7  1→6→7  

6→7→1  1→7→6

無敵と思われたコディーノが敗れて一気にキズナの評価が上がってくる。重馬場に近い状態で上がりレースラップ12秒5-11秒7-11秒6という加速ラップを最後流して楽勝なら、馬場の回復が遅れても減点どころか、むしろ馬場悪化はプラス材料にもなるか。超スローとはいえ、デビュー戦も加速する上がりレースラップ。一瞬にして先頭に立った破壊力は数字以上の凄みで、前2走はいずれも最後まで本気を出してない。重賞で消極的になる鞍上でもさすがにこの少頭数で極端な位置取りになることはなければ、再び馬場の真ん中を豪快な一気差し。いずれにしてもエピファを見ながらレースを運べる自在性など、流れ不問のレースセンスは頼もしい。

エピファネイアは前走だけで一気にトーンダウンした。規格外の瞬発力で圧倒した前々走と対照的に、前走は予想以上に1ハロン延長が響いた内容だった。かなりの時間で引っ掛かる折り合い難。時計は同日未勝利と同タイム。ムチなしの快勝とはいえ、加速しなければならない上がりレースラップで最後11秒2-11秒2の数字は、キズナ比較でどうにも物足りなくなる。先を見据えて折り合い優先が続く限り、常にポカの不安はなくならない。

ラウンドワールドは負けたデビュー戦が上がり32秒9、前走がコディーノを上回る34秒3。これまですべてのレースで最速上がりという極限の記録は完璧に近い。前走はスタート直後に不可解な消極策。必要以上に控えて強引な仕掛けでも届かない展開負けは、明らかに鞍上の判断ミスだった。決め撃ちの徹底待機が裏目に出ただけでコディーノに0秒3差ならばロゴタイプマイネルホウオウに1秒以上も上回った上がり時計を評価するべき。10キロ以上の馬体増が理想の休み明け初戦。まずは気配注目。