7→6→4、2 6→7→4、2
7→4→6、2
連勝中のムーンリットレイクでもオープン相手になるとある程度の減点が必要になる。3走前はかなり行きたがって、前々走は鞍上が立つぐらいの折り合い難。超スローの瞬発力勝負でギリギリ差せた程度の末脚の勢い。0秒2差の3着馬に不振のネオサクセスからも微妙なレースレベルだったことがうかがえる。前走もスローでなぜか隊列がバラけるという不可解な流れ。逃げ馬が上がりレースラップ11秒9-11秒3-11秒6で振り切れば後続の馬が差せるわけもなく、すべては展開の利で準オープンを勝ち上がれたことが否めない。ハナを切れなかった時点で勝ち負けから遠ざかるか。
スロー確実なメンバーでムーンリットを負かすには持ち時計より瞬発力勝負の強さがすべて。前走で完全本格化を示したアンコイルドは数字以上の切れ味が魅力。一瞬にして直線先頭に立って、その後は軽くしごくだけの前走はまさにイメージ一新のレースぶり。走るたびに持ち時計短縮の成長力はすでにオープン予備軍として扱える。今年の活躍を占う意味でも大事な一戦。ここ圧勝で重賞に直結
ステラロッサは1ハロン延長で取捨が難しくなる。なぜか千八ほどの強さが見られない二千。前々走は鞍上のペース音痴にはまって納得の惨敗だが、それでも二千(1014)は千八(4310)と比べると内容的にも数字的にも距離の壁を感じさせているのは事実だろう。得意の東京で真価を問う。衰え先行のセイクリッドバレー、スズジュピター、トップカミングに妙味がなくなれば、休み明けで仕上がりひとつのトシザマキ、ラッキーバニラに注目したい。 |