1、4→1、4、2→
1、4、2、7、10、3 (16点)
1-4、2-
4、2、7、10、3 (7点)
マイネボヌールは早熟評価を一蹴して本格化の兆し。数字にも表れる確かな地力強化で、JRA5勝の重賞ホルダーを母に持つ良血馬がいよいよ軌道に乗る。まずは前2走で連続の最速上がり。前々走はエンジンのかかりが遅かったが、それでも終わってみれば上がり33秒0は自己最速。馬場が違うとはいえ、稍重で前々走より時計短縮の前走も立派な内容なら、少なくも状態の良さには太鼓判が押せる。距離的にどうやらスプリンター色が強い。デビュー2戦以来の挑戦だが、ポカの多い千六よりレースがしやすくなるのは間違いない。
ニンジャは勝ち切れないことで評価を下げるか、崩れないことで評価を上げるか、取捨に悩む癖馬だ。スプリントで常に致命的になるスタート下手と置かれ癖はどうにも狙いづらくしている。昨年の夏に短距離路線に切り替えて一変。あれから負けても着差0秒7、0秒8、0秒9が1戦ずつあるだけで、それ以外はすべて0秒5差以内の安定感を誇る。それでも圧倒的に前々有利の高速馬場で結果を残すには、逃げ先行馬の少ないメンバーが揃ったことは否めないだろう。最速の持ち時計だけが頼り。
アイムヒアーは今の小倉の馬場に合っている。絶対的に必要な先行力とスピード。単騎逃げが見込めて千六のメンバー最速の持ち時計があれば、いくらか勝負弱さを露呈している千二でも自信を持って挑める。ヒシガーネットは強気に乗れるかどうか。本来はハナがベストの単調な逃げ馬で、前走のような消極策が合わないことをはっきりさせれば、迷いなく逃げにこだわることができる。乗り替わりの刺激待ち。 |