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新潟裏読み関東
11R
関西
11R

新潟11R3連単フォーメーション16、3、13→16、3、13、1、5、7→

16、3、13、1、5、7 (60点)

3連複フォーメーション16-3、13、1-

3、13、1、5、7、9、12、10 (18点)

ジャスタウェイは距離を千六~千八に定めた路線に切り替えれば一気に本格化する。千六(2101)、千八(0202)、二千(0012)と距離が延びるごとに勝ち負けから遠ざかることは数字的にもはっきり表れているにもかかわらず、なぜか中距離路線にこだわる陣営に疑問が残っていた。天皇賞秋6着で色気が出てしまったことから若干遠回りしたが、路線変更の前走は本来の姿として割り切れる。距離短縮で6度目の最速上がり。徹底してラチ沿いにこだわった好騎乗を割り引いても、価値のある同タイム2着だった。メンバー唯一の上がり32秒台が地力の差そのもので、休み明けは1度掲示板を外しただけの(0213)。理想的なローテーションで実績を額面どおりに受け取る。

ある程度、引っ掛かることは想定内。ペース無視の徹底待機で挑むレオアクティブははまった際に怖さがある。日本レコードの1分30秒7の持ち時計が自慢の千六(1013)。掲示板を外した3戦は2歳オープン特別(0秒7差)、NHKマイル(0秒8差)、マイルCS(1秒差)。スタミナ切れというより、単なる展開負けの取りこぼしならば、高速馬場の上がり勝負は願ってもない条件だろう。最速上がりをマークした際のレースでは距離を問わず(4331)。前半折り合った時点で上位が確約できる。

ミッキードリームは自己ベストに0秒2差まで迫った前走が復活のシグナルになる。伏線は前々走でもあった。逃げ~差しなど試行錯誤だった千八とは別馬のような走り。1年ぶりに上がり35秒の壁を打ち破って、デビュー以来初の千六で連続1分33秒台。マイルCS0秒7差、東京新聞杯0秒6差、ダービー卿0秒5差、マイラーズC0秒8差、昨年の中京記念0秒3、今年0秒1差。千六(0116)以上に距離適性は高い。

ランリョウオーは前々走の経験がまったくの無駄になったのが前走だろう。前々の積極策で結果を残したにもかかわらず、前走はスロー確定メンバーで必要以上の消極策。初重賞挑戦で極限の上がり勝負に挑むのは無理があったということ。それでも胸を借りた乗り方で0秒6差に価値を見出したい。上がり33秒台連発の瞬発力は高速馬場で蘇る。

レッドスパーダは前走でもうひと花の感触をつかんだ。ブリンカー着用が奏功。勝負どころでマクられたにもかかわらず、じっくり追い出しを我慢して差し返した内容は以前とイメージの違うところ。同型が格下ナンシーシャイン程度で、この馬が実質のペースメーカー。絶好枠を引いてますます色気づく。度重なる休養で年齢ほどダメージの少ないキャリアなら驚くような変身があっていい。

ドナウブルーの前走はスローの上がり勝負だから着差がないだけ。プチスランプから立ち直ったと断言できるほど強調点がない。一気に花開いてピークの短いディープ産駒特有の傾向で、1度ピークから落ちると再び上り詰める馬は皆無に近い。産駒特有の傾向を覆すにはインパクトが足りないのが現実。スローの瞬発力勝負となった前走はこの馬にとって絶好の流れだったが、切れ味自慢だった馬が勝ち馬より上がり時計比較で1秒も劣る数字に深刻さがうかがえる。

ジャスタレオの豪脚にフラガラッハが対抗できるかは微妙になる。オープン入りして大きな壁に当たっているのが現状で、重賞好走時は時計がかかった際と限定されている。前走も同日500万にわずか0秒3だけ上回った低調な勝ち時計。アドリブの利かない鞍上配置のままでは、どんな流れ、展開でも4角大外ブン回し。新鮮さが足りない。

ムクドクは使い減りする戦績から割り引いた。休み明けは3度の掲示板を外しただけの(2027)、叩き2戦目は(2006)、叩き3戦目は(0002)。休み明け2戦使って再び休養入りを繰り返してきた体質の弱さが、7歳で一変するとは到底思えない。一昨年まで夏場は完全休養してしたことも減点材料。