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函館裏読み
関東
11R
関西
11R
ローカル
11R

函館11R3連単フォーメーション2→12、9、5、7、3→

12、9、5、7、3、4、6、11 (35点)

12、9→2→

12、9、5、7、3、4、6 (12点)

3連複フォーメーション2-12、9、5-

12、9、5、7、3、4、6、11 (18点)

前走で重賞級を確信。ブライトラインはすでにGⅠを見据えることが可能なほど完成されている。とにかく芝とは行きっぷりそのものが違う。初ダートだった3走前も出負けから難なく好位キープ。直線入口で勝利が確信できるほどの手ごたえだったが、直線の短さがネックとなって0秒1差。前々走は抜群のスタートから直線半ばでセーフティリードの横綱相撲。前走は追えば追うほど伸びるという最速上がりの末脚で加速ラップの完勝ならば、文句のつけようがない。いくらか行きたがったのは距離経験の浅さ。ハナにこだわらない自在の先行力と芝の重賞で直一気を決めた瞬発力は、ダートで走るごとに凄みを増している。泥を被らない位置取りを意識すれば、死角らしい死角はない。

グランドシチーの前々走は驚いた。必要以上に置かれてきたのは馬のズブさだけと思っていたが、各馬が前がかりになる流れを好位追走という行きっぷりの良さ。本気になれば中団で立ち回れることが示されれば、鞍上の腕次第ということになる。かなり前に鞍上との限界を示していたコンビが続く限り、今後も展開負け連発を覚悟しなければならない事実。3走前はマクり合いの早仕掛けが正解にもかかわらず、直線まで仕掛けを我慢する仕掛けの遅さ。最後のレースラップが13秒5だから結果オーライのレースなら、重賞馬といってもどこか物足りなさ。強行軍での刺激待ちがすべてのカギを握る。

条件上がりの中ではダノンゴールドよりフリートストリートに魅力を感じる。休養してはっきり凄みが出たことが伝わる変身ぶり。3走前の経験のない距離で0秒4差がいい刺激となった。前々走は道悪とはいえ、上がりレースラップがすべて11秒台の完封勝ち。前走はハナがしっくりきた着差以上の貫禄を勝ちを決めている。ひと回りの馬体増がそのままパワーアップ。ためて瞬発力勝負より、前々の積極策が好走パターンとわかれば、今までのようなポカは少なくなる。ダンノゴールドの前走は2着馬より直線入口で手ごたえが悪くても踏ん張れたことが相手に恵まれた象徴的な証か。いずれにしても重賞経験の少なさがそのまま地力不足の可能性が否めない。

人気になって妙味のないのがエーシンモアオバーだろう。平均ペースでなし崩しに脚を使わせるのが好走パターン。同型が強力になればなるほど微妙な立場になる単調な気性は展開に左右。前走のように各馬前がかりになる流れではモロさ露呈と如実に表れている。自在に立ち回れるブライトダノンとハナにこだわりたいフリートが加われば、残り100で力尽きた前走の悪夢がよみがえる。