7→15、11、4、6、5、14、1(126点)
15-7、11、4-
7、11、4、6、5、14、1、16 (18点)
昨年のこのレースでレコード勝ちしたパドトロワが前走より2キロ減の斤量で妙味が出てきた。前走は酷量を背負った直線競馬。前々走まで58キロでも惨敗続きだった馬としては、ある程度予測できる結果だった。洋芝巧者を示している函館、札幌(3012)は掲示板外がわずか1度。前々走で函館千二の自己ベストならば、もうひと花があっていい。道悪歓迎のパワー型。
ズバ抜けた戦績を残しているサンカルロは59キロがすべてのカギを握る。GⅡ3勝。GⅠ高松宮記念は4年連続の挑戦で4、2、2、9着。着差は0秒1、0秒2、同タイム、0秒6差なら、ほぼGⅠ級の底力ということ。走ってきた相手がキンシャサノキセキ、カレンチャン、ロードカナロアに接戦の記録からも高いスプリント適性がうかがえるだろう。メンバーの多くが重賞未勝利ならば、酷量を背負っても軽視はできない。休み明けは2度の掲示板外の(1025)で数字ほど悪くない仕上がり早。
ストレイトガールは函館(5101)の絶対的なコース適性の高さを強調する。確かに前走は超低レベル。同日500万比較では前半3、4、5ハロン通過がすべて劣るという千二としては珍しいスローの流れ。数字的にはまったく価値はないが、馬群から一瞬にして抜け出した瞬発力は評価していい。他馬と次元の違う瞬発力で差し切った前々走を能力基準とすれば、まだまだ昇り詰める感触がある。重賞未経験のキャリアの浅さがどう転ぶか。
ファインチョイスも洋芝巧者で函館(4100)。持ち時計もストレイトと同タイムで重賞経験豊富な三拍子揃った4歳牝馬。前2走はともに前残り当然のラップで、とりわけ前走は逃げ切り当然の展開だった。底力を求められる流れになった際にモロさ覚悟。それでも両側びっしり競って凌いだ前々走から以前より精神面の成長がうかがえれば強さとモロさ同居ということ。前残り確定の馬場で残り目は十分に考えられる。野芝の道悪では結果を残してないが、洋芝の道悪はいぜん未知数。
レオンビスティーは今の馬場がしっくりくる。絶対的に前々有利の極悪馬場。良馬場でもかなりの時計を要するパワー馬場ならば、上がりレースラップ36秒8でパワーの求められた重馬場のファルコンS2着の実績が光ってくる。メンバーNo3の函館千二の数字で、函館スプリントS9着は古馬との初対戦だった割り引けば人気ほど能力差はない。函館千二で2度の1分8秒台。
穴馬としてレジェトウショウを一考。イメージ以上に崩れない安定感でとにかく相手なりに走れる。ここ13戦で負けても1秒差以内。芝千四以下に限れば、ここ2年で一番の大負けが前走の0秒8差。前走以外なら0秒6差に踏ん張っている。数字どおりの太めを叩いて確実に変身可能。 |