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札幌11R穴推奨レース

3連単フォーメーション11、7⇔11、7、13、6⇔

11、7、13、6、2、8、4 (68点)

オークス2着馬チェッキーノが屈腱炎で回避。主役不在となっていつもどおりの低調な牝馬重賞に逆戻りならば、同じ鞍上にこだわりすぎの嫌いはあってもシャルールの意外性、大物食いは侮れない。クイーンSの過去10年の傾向からもうかがえる穴馬の大駆け。09年11番人気、15年7番人気の差し切り勝ち。11、12年10番人気、13年8番人気、14年6番人気の追い込み馬が2着に食い込んでいる。人気云々は別にすれば、脚質的にはメンバー唯一といっていいほど条件がはまる瞬発力型。3歳馬にはない経験が強みで、千八(320001)、札幌(120000)。仕上がり早を示す休み明け(031002)が加われば、まさに走る条件が揃っている。前走は鞍上特有の直線早々にレースをあきらめる捨てレース。さらに実績のない千六GⅠならばしんがり負けは一過性のポカとして割り切れる。リフレッシュ明けで立て直した初戦こそが狙い目。

ナムラアンは実績と人気が噛み合わない。前走の大敗で人気落ちになったのか、いずれにしても道中は完全に引っ掛かって経験不足の二千の結果は一過性のポカとして割り切るべき。秋華賞3着直後のマキシマムドパリの同タイム2着、小倉大賞典と七夕賞勝ちのアルバートドックにも同タイム2着、牡馬相手に0秒1差の5着だった3走前など、とにかく千八(422112)は中身が濃い。4カ月の休み明けでしんがり負けとなった1戦を除けば、馬券を外した3戦の着差は0秒2、0秒7、0秒1差という完璧に近い距離実績に牝馬重賞級の資質の高さを感じさせる。

ウインプリラメーラは走るコースが京都オンリーだけに取捨に迷う。とにかく他のコースとの落差が凄い。京都(512002)に対して阪神(024122)。とりわけ小回りコースに良績を残すこともなく、京都以外は時計を含めて際立つ数字も残せてない。千八(200211)だが、マイラーのイメージは強くて休み明け(100004)も減点材料。乗り替わりも刺激にはならないか。

ロッテンマイヤーは字面だけが前面に出て戦績と中身が伴ってない可能性が高い。勝った2戦はいれずれも低調なレース。勝ちパターンも完全に固まってない現状では、前走のように再び悪夢の惨敗があっても驚かない。未勝利並みのラップの遅さだった2走前にようやく上がり33秒台。瞬発力勝負になれば現状は手も足も出ないだろう。まずは経験レベル。

テルメディカラカラは鞍上だけの人気。千八にいくらか実績を残しているとしても、最近は徹底したマイル以下の路線。休み明けでいきなり一気の距離延長、さらに古馬重賞の初挑戦が慣れない条件では叩き台、または胸を借りるだけで挑むのがセオリーだろう。いずれにしても直線で強烈なササり癖の直後のレースでは価値を見出すのが難しい。

リラヴァティの前走はすべての面で恵まれただけ。突然の雨とはいえ、同日未勝利より1秒1だけ速い時計に何ら価値を見出せず、格下の逃げ馬が暴走したおかげで特異な流れになって微妙な手応えでも粘り込めた。阪神(302006)と叩き2戦目(300102)のベストなコースとステップで走る条件がはまった結果で人気ほど威厳も凄みも感じない。ハナか、番手に好走パターンが限られている逃げ先行馬は位置取りだけはこだわりたい。