8⇒16、9、3、11、7、15、14、13
8-16、9、3-
16、9、3、11、7、15、14、13 (18点)
8⇒16、9、3、11、7、15、14、13
16、9、3、11、7、15、14⇒8
デビュー当初のクラシック候補が一変。ホウオウパフュームはまったく力を出し切ることなく、今春を不完全燃焼で終えた。左回り云々というより、中途半端なローテーションがすべての歯車を狂わせたのだろう。使って休んで使って休んでの繰り返しにもかかわらず、すっきりした馬体で馬体増どころか、前走はデビュー以来最低の馬体重。見た目からも不調を感じられた状態だった。結局、牡馬も牝馬も休んで心身ともにダメージを減らすのではなく、使ってもダメージを残らないアスリート体質に成長、完成させるのが大事ということ。完全休養で春当時のプチスランプ時より状態そのものは上向くはず。理想は大幅な馬体増。デビュー当初の瞬発力を戻して復活の序章にしたい。
ディアドラは派手さないが、桜花賞、オークスを含んでこれまで4戦連続の最速上がり。世代牝馬最強クラスの瞬発力型は走るたびに磨きがかかってきた。直線の長さが生命線と思われたが、前走は小回りコースをマクり競馬で完封。2着馬と着差は同タイムでも、単純な上がり競馬で3着馬に0秒6差に価値がある。絶対的な瞬発力の差を示したのが古馬相手だけにさらなる能力の上方修正が必要になった。課題である時計勝負への裏付けが兼ね備えれば、本番でますます楽しみになる1頭。
ルヴォワールは人気先行が否めない。前2走で現在2勝以上が不在という恵まれすぎたメンバー構成だったこと。前2走ともに上がり競馬だったにもかかわらず、これまで上がりレースラップがすべて11秒台だった経験のないこと。上がり時計が34秒台後半がベストという平凡さはもちろん、持ち時計を休み明けで3秒以上も縮めなければならないことなど、世代限定戦でも厳しい条件になっている。前走GⅠ、1000万から挑戦の馬とは経験値が雲泥の差となって強調点が見出せない。
ライジングリーズンははっきりマイラー評価で固まっている。全兄グランフィデリオはダート馬とはいえ、千七以上は掲示板が限界で千六以下に良績集中。血統的にも距離の限界がはっきりと表れている。世代限定戦だからこそ、背伸びした二千の挑戦と納得。得意の中山(300000)でも実績ほど凄みを感じない。 |