6、10⇒6、10、16、13、1⇒
6、10、16、13、1、3、7、9、8 (56点)
6-10、16、13-
10、16、13、1、3、7、9、8 (18点)
6⇔10、16、13、1、3、7 10⇒16、13、1
未勝利並みのラップでも隊列で位置取りを決めれば、4角前にギブアップ状態は当然。さらに直線スムーズに捌けなければ、いいわけできない大へぐりだったことは言うまでもない。ハクサンルドルフは頼んだ騎手が悪かったと割り切るしかない。最後に近い重賞勝ちチャンスの年齢となって一戦必殺の現状の中、大きな痛手だが乗り替わり、久しぶりの東京、道悪で好走条件が揃ってきたことは間違いない。少なくてもNHKマイルC6着、東京新聞杯6着、新潟大賞典8着以上の走りは期待できるだろう。前2走で最速上がり、稍重を含んだ道悪(210001)という全天候型にとって待ちに待った悪天候。
ダイワキャグニーは強さとモロさ同居というより気分屋の鞍上がすべて。前走こそ位置取りとペースがマッチしたが、前々可能な先行力にもかかわらず、3走前と前々走は策に溺れた展開負けとなっている。馬場を考慮すれば、控える位置取りはあり得ないメンバー構成。瞬発力勝負は分が悪いだけに、恵みの雨で初重賞制覇を決めたい。重賞で惜敗続きは生まれ持つ勝負弱さか、単なる巡り合わせの悪さか。ここで真価を問える。
良馬場の時計と瞬発力を求められたレースで好走した前走のサトノアーサーには驚いた。クラシックには背伸びして距離を延ばして挑戦し続けていたが、本質はジリっぽいマイラーとの評価で固めていた。重賞連続2着が示すように勝負弱さもネックになっていた馬が、時計勝負と瞬発力勝負にメドを立てたことでひとつ壁を打ち破ったイメージが強い。ディープ産駒特有の一気に本格化する予兆か。不良馬場で惨敗した菊花賞は馬場よりも距離。発表以上に極悪馬場だったデビュー戦を含めて稍重、重馬場(210000)で本来道悪は鬼に近い。
グリュイエールは以前の姿に戻ったとしても、もとより重賞までレベルが届いていたかどうかに疑問が残っている。世代限定とはいえ、ことごとく壁に当たって重賞は4戦して掲示板1回だけ。随所に好時計勝ちを決めているが、いずれも超高速馬場で前々走のレコードを含めても数字ほど価値を見出せないのが本音だ。前走は翌日のフローラSが1分59秒5。1分58秒前半が褒められる最低ラインだろう。馬体はまだまだ良化途上。
ブラックスピネルは典型的な直線平坦巧者ということか。京都(211200)は2歳時にスマートオーディン、レインボーライン、ノーブルマーズを一蹴して古馬になってからGⅡ、GⅢで接戦の記録。昨年の東京新聞杯は上がり32秒7で逃げ切り勝ちを決めた重賞ホルダーだが、前3走との落差がどうしても引っ掛かってくる。すでに控える形で策のないジリっぽさ。ハナにこだわって今年の活躍を測りたい。
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