13⇒11⇔10、7、2、1 (8点)
タワーオブロンドンは千六で限界が見え隠れして路線変更が奏功。さすが千四(300000)の適性の高さ。前走は超高速馬場でレコードという価値は薄まるが、完璧な位置取りと仕掛けのタイミングでメンバーNo4の上がり時計の瞬発力から差し切り勝ちは褒めていい。57キロでも勝ち鞍のない馬が未知なる58キロで極悪馬場、スペシャリストが揃うスプリント戦で千二未経験も絶対的な負い目。大外枠を引く不運も重なったとはいえ、相次ぐ取り消しで実績、能力だけならワンサイドが可能な相手となったツキの良さ。斤量や馬場のハンデを割り引いても負ける要素がみつからなくなった。
3歳馬は軽視できない。恵まれた斤量と若さ溢れる勢いでアスターペガサスの出番があっていい。これまでの不振は千四でも長い限定スタミナということ。千二に戻した前走で6戦5勝のディアンドルと同タイム。再び輝きを取り戻したスプリンターがいいタイミングでの古馬重賞挑戦に怖さが出てくる。乗り慣れているとはいえ、スタート下手の馬が乗り替わりの連続に若干の不安も前走で持ち時計更新、初の最速上がりなど数字的に表れている充実ぶりを信頼したい。
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