2⇔5、6⇒5、6、8 (8点) 2、5-6、8、4
日経賞にも前走で下手な立ち回りの馬が多数いるが、きさらぎ賞ではもっとひどい乗り方をしたのがアルジャンナだ。まさに2年前のデジャヴー。同じ鞍上で同じ厩舎、同じディープ産駒で同じ少頭数8頭立て。同じ単勝100円台を見事な人気の裏切り。勝って賞金加算を失敗したために皐月賞回避するしかなかったサトノアーサーとまさにマル被りとなった。賞金加算すらできずに皐月賞出走が賞金的にもローテ的にも絶望的となったアルジャンナは、調教師と騎手、馬主と騎手との間にヒビが入っても驚かない大失態だろう。
ペースを見極められず、必要以上に控えて前残りを許す内容。2年前とまったく変わってないことは騎手の成長が限りなく平坦に近いことを示している。勝ち鞍は増えてもGⅠ勝ちが増えず、人気が集中する重賞ではポカを連発。ドバイ中止でコンビ続投が危惧されたが、JRA馬場ではまだまだ未熟ながらも前走より信頼できる鞍上配置となったことが唯一の救い。2着賞金だけではダービーで賞金不足の可能性もあるだけに勝ってすっきりした形で大一番に向けて準備をしたい。いずれにしても4角で先頭から2馬身差以内が常識的。
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