8、16⇒15、7、13、12、2 (30点)
8、15⇒7、13、12 (18点)
16-8、15、7、13-8、15、7、13、12、2 (14点)
8⇔16、15、7、13、12、2
ラヴズオンリーユーの前走は完全なる人気先行。千六のキャリアがわずか1戦だけ。明らかな時計不足と瞬発力不足。しかも半年ぶりの休養明けで超高速馬場では人気になること自体が驚きだった。当然の掲示板外だったとしてもこれだけの短い期間で牡馬相手なV字回復する姿がイメージしにくい。
少なくても牡馬相手に勝ち負けの計算ができるアーモンドアイとは大人と子供の差。牝馬GⅠでも古馬3勝~オープンクラスが標準的なレベルならば、まだまだ牡馬相手に勝ち負けする計算は成り立たない。過去10年でワーストNo2に相当する勝ち時計だった前々走でも、絶好位から鋭さ負け。メンバーNo12だった最悪に近い上がり時計が展開の利だけで馬券圏内に踏ん張れたことを表している。デビュー以来の牡馬相手に惨敗しても驚かないという現状までのパフォーマンス。
ラヴズを物差しにすれば牡馬GⅠで掲示板外でも十分に太刀打ちできる計算。レッドジェニアルが盲点になりそう。確かに前走はしんがり人気。同日の古馬1勝クラスより遅いラップにもかかわらず、4角前に惨敗を覚悟できた最悪な行きっぷりだったが、同斤量のワグネリアンに0秒3差、プラストワンピースに0秒1差。古馬重賞初としては上々の結果だったと胸を張れる。時計的には強調点がなくても、ダービー直前のレースでダービー馬ロジャーバローズを完封して重賞制覇。その後ダービー、神戸新聞杯、菊花賞、日経新春杯で3着馬にそれぞれ0秒4、0秒3、0秒4、0秒3差からも常にトップレベルで展開ひとつのレースぶりが数字からも示されている。本来ならば新鮮味のある乗り替わりがベターだが、二千ベストの母ならば千八初挑戦の選択はむしろ条件好転。
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