4、10⇒1、8、5、6、12 (30点)
4、1⇒8、5、6、12 (24点) 4、8⇒5、6、12 (18点)
10-4、1、8、5-4、1、8、5、6、12、9 (18点)
4⇔10、1、8、5、6、12 10⇔1、8、5
重賞勝ちのない3歳牝馬ヨカヨカは明らかな人気先行。"結果"がすべての競馬とはいえ、"過程"は最悪という乗り方の連続からも主役としては物足りない。逃げ~追い込みまで経験させた前4走がすべてを物語る。好走パターンを見出せたわけでもなく、あくまでその場限りの付け焼刃的な乗り方で着順が良かっただけ。長いスパンでみれば手応えある教育だったレースは皆無で、これから試練とぶつかることはある意味、確約されている。スプリンターで上がり33秒台以下の経験がないという未熟ぶり。JRAが馬場管理の失敗で超破格時計を連発している今開催の馬場では持ち時計No6にも強調点を見出せない。すんなりでギリギリワイドライン、モマれて惨敗レベル。馬場回復の遅れを祈るしかない。
ピクシーナイトの人気にも違和感しかない。デビュー2戦連続で最速上がりだった瞬発力型だったが、突然の逃げで偶然、結果が出ただけで逃げ馬として完成を目指すという最悪過程。同型が強力になってハナにこだわって暴走した前走からも生粋の逃げ気性でない馬をどう修正するか。平凡な時計で勝ち上がった千四からスプリント路線でまだまだ通用する数字の裏付けはなく、古馬初対戦で距離未経験の千二では何の魅力もなくなった。常識的にここは経験レベル。
結局、時計にも距離にも確かな裏付けのない3歳馬が人気になったのは低調なロートル馬が集まったから。2週ほど遅れて開催となった11年ごろから以前のようなレースレベルの高さは維持できなくなっているのがはっきりと表れている。実質トップハンデのアウィルアウェイは道悪にまったく良績なく、パンパンの良馬場まで回復が大前提。タイセイビジョンは千四、千六で限度を超えた折り合い難から苦し紛れの路線変更が否めない。ある程度の距離経験がありながらも1分7秒台の経験がないビオグラフィー、ファストフォースらは問題外。中京(001012)、阪神(033105)で前2走は苦手意識があったにもかかわらず、接戦だったクリノアリエルの大駆けがあっていい。パワー系のディープ産駒で稍重(033001)だが、これまで9回の最速上がり経験。ここ5戦で3回もマークしたことで衰えるどころか、ピーク時と変わらぬ切れ味のディープ産駒に怖さがある。4走前の時計がそのままここで持ち時計No1になるフレッシュさ。小倉(101020)らしいコース巧者が軽量ハンデを味方にして外差し一気。
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