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新潟裏読み
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新潟11R

3連単1軸マルチ12⇒8、3、11、4、13、10、18、14 (168点)

馬単12⇔8、3、11、4、13、10、18、14

サトノアーサーが再び頼りになる鞍上配置で昨年の再現がイメージできた。このコンビはエプソムC、毎日王冠、関屋記念、富士S。すべて重賞でそれぞれ1、6、1、9着。極端な結果とはいえ、負けた2戦でも3着馬の着差は0秒4、0秒5差と大きく崩れないことに鞍上との相性の良さが示されている。さらに理想的な馬場悪化。驚くような持ち時計のないディープ産駒にとってパンパンの良馬場勝負を避けられたことも条件が向く。稍重(211000)、重(111000)で合計7戦中6戦が重賞か、オープン特別からもこの実績の重みが伝わるはず。さらに切れるというより長い脚を使うタイプで直線平坦(211001)こそが活躍の舞台というイメージをますます強めている。
前走は細く映らなかったとはいえ、18キロ減はまさに想定外。500キロで好走歴のある大型馬にとって万全の状態でなかったことは間違いない。それでも1、2着馬を軽く上回った上がりNo2。自身の持ち時計タイなど改めて古豪健在を示せたことも大きな自信につなげた。休み明け(322104)。

ソングラインは鞍上に嫌気が出て強気になれないのが本音。前走もまともな鞍上ならば勝っていたレースだった。残り1ハロン先頭の勝ちパターンに持ち込めたにもかかわらず、残り50で突然の内ヨレを驚いたのが馬より鞍上だったという事実。ヨレたことは納得できても、そこからムチを1発も使えなかったのか、使わなかった。追わずに勝てる感触だったとしても、実際追わなかったことが大問題だろう。もとよりアドリブに弱い鞍上としても、無様な負け方で改めて年齢的な衰えを晒した結果だった。本来1発レッドで乗り替わりが常識的で、馬のピーク時に衰えロートル騎手に頼り過ぎるという悪循環が始まった可能性が否めない。休み明け、古馬初対戦、初コース、未経験な道悪などこれだけ厳しい条件が揃う中で強調点を見出せないコンビではまずひと叩き。

勝ちっぷりに派手さはないが、アンドラステは確実に階段を上っている。最速上がりを叩き出すことは稀になったが、前走で自身の持ち時計更新。数字的にも確かな成長がうかがえるオルフェ産駒には怖さしかない。道悪るも久しく上がり33秒台以下を経験してない馬にとって願ってもない好条件。直線平坦(311000)でコースにも絶対の自信。道悪(100100)、稍重(201000)で昨年3着時より斤量1キロ増だが、条件的には昨年以上。再び微妙な鞍上配置で以前同様に掛かることだけを避ければ勝ち負けを意識できる。