6⇒4、11、16、9 (36点) 4⇒11、16、9 (18点)
4-6、11、16、9-6、11、16、9、7、5、13 (18点)
6⇔4、11、16、9、7 4⇔11、16、9
前走は勝つか、惨敗かの両極端を覚悟したメイケイエールだったが、それにしても無様な内容には驚きさえある。鞍上の勝負勘の衰えは周知のとおりだが、思っていた以上に腕力も衰えていた。今後も掛かりやすい馬とのコンビでは同じ負けパターンにはまることが避けられないだろう。それにしても今後のダメージが心配になるような大惨敗。最凶コンビから主戦へ乗り替わりとはいえ、一変は常識的に考えにくい。理想的な距離短縮、恵まれた斤量など数々の条件好転でもひとまず評価を下げるべき。随所に出ていたスタート難がこれまで以上に悪化する可能性も否めず、内枠を引いたことがさらなる追い打ちとなつて一気にトーンダウン。
ミッキーブリランテはいかにも危うい人気馬。もちろん、まともに立ち回れば札幌千二持ち時計No1からも勝ち負けを意識できるが、新しいコンビとなった鞍上はとにかくスタートが不安定。直線平坦(122201)に加えて、絶対的にキャリア不足の距離ではいくらか割り引いての評価が妥当だ。
レイハリアの前走当週は2つのレコードが更新された超高速馬場で1分8秒1の勝ち時計に何の驚きもない。前週は稍重で3歳未勝利が1分8秒9、良馬場で古馬1勝が1分8秒3。翌日の3歳1勝が1分8秒6から実質、古馬2勝クラス未満の実績馬が重賞へ挑戦してきたという感覚がしっくりくる。34秒台半ばが限界の瞬発力で1分7秒台も計算できない持ち時計。数字的な裏付けはまったくなく、器用さと軽量だけが頼りの3歳馬。
意外性の塊。忘れた頃に大駆けを決めるカツジの走りごろではないか。ニュージーランドT勝ちから丸2年も連対実績のなかったディープ産駒が5走前のスワンSで見事な復活劇。まさかの逃げ切り勝ちは鞍上の好プレーそのものだったが、久しぶりのコンビ復活の前走はむしろ鞍上に足を引っ張られた。スタート直後に無意味な引っ張り込みで必要以上の置かれ具合。4角では必要以上に大外へブン回すような粗っぽさも露呈して、動き出すたびに大きなロスを加算していったような乗り方だった。それでも久しぶりの上がり33秒台突入で自身の上がり時計ベストを更新。しかもメンバー中33秒台以下がわずか2頭だけの中で記録しただけに価値が高い。千二(000012)で掲示板を外した2戦がいずれにも道悪ならば、まだまだ距離適性に可能性を残している。鞍上強化で納得の58キロ。
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