14、9、10、18⇒11⇔14、9、10、18、2、12(40点)
14⇒9、10、18⇔9、10、18、2、12、1 (24点)
9、10、18⇒14、9、10、18⇒14、9、10、18 (18点)
2⇒14、9、10、18、12⇒10 (5点)
カナロア産駒にとって距離選択は一番大事な要素。千六⇒千八⇒千六⇒千八で結局マイル路線。ダノンスコーピオンは馬主が悪いのか、調教師が無能なのか。合わない距離にもかかわらず、クラシックへの憧れが強すぎて馬の本質を無視したローテを組んでスランプ入りした昨年のダノンザキッドの二の舞になる可能性が強まっている。千八以上から距離の壁ができ始めるカナロア産駒で千八前後の距離短縮と延長を繰り返すことはタブー。二千の良績が限りなく少なくなるのを明らかに理解してない。朝日杯3着はここで楽勝レベルだが、悪ローテですでにスランプ入りしている可能性も否めないのが現実。勝って周りを納得されるか、負けて再びスプリンター専用厩舎と揶揄されるか。人馬ともに大事な一戦になる。
直線を待たずして惨敗確定レベルの引っ掛かり具合で0秒3差に踏ん張れた前走に能力の高さを改めて感じさせたが、時計短縮に手間取っていたディオは時計か、瞬発力のどちらだけを求められるレースしか望みがないだろう。おそらく現状は千六よりさらに短い距離で花開く感触。1分35秒前後が限界のスピード、スタミナではワイドラインが常識的か。いずれにしても馬場の回復が遅れることが大前提の狙い。
超高速馬場だった前走の1分33秒台に騙されやすいが、トゥードジボンの標準的なスピードは1分34秒前半とみていい。いくらか行きたがっていたとはいえ、前々走の1秒2差が本来のスピード基準。GⅠだったことを割り引いても、手薄となったここで一気に評価が上がることはない。内枠がアダにならないために出しに行くしかなくなった枠順も追い打ち。
狙いはドンフランキー。ダートからの挑戦だが、前走の内容は見えない数字に凄みがある。まずは4着に1秒2差。同日の古馬2勝より勝ち時計が速く、何より5ハロン通過が0秒6も速いという超ハイペースにもかかわらず、ハナを切って上がりNo3で振り切ったことが強烈なインパクト。ケタ違いのスピードは3走前の3着に1秒1差にも示されれば、久しぶりの芝に減点はない。デビュー戦は加速する上がりレースラップの中、勝ち馬より0秒6も速い上がり時計がむしろ芝向きを示唆している。
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