1、6⇒1、6、7⇒
1、6、7、11、4、12、9、13 (24点)
1-6、7-6、7、11、4、12、9、13、5 (13点)
1⇒6、7、11、4、12、9 6⇒1、7、11、4、12、9
アスクビクターモアの前走は4角前に大暴走の逃げ馬を追いかけ始めたことがすべて。前2年の5ハロン通過が60秒台以上にもかかわらず、今年は58秒9。GⅠに乗る技量も経験もない鞍上が逃げたために歴史に残るレコード決着を作り出したが、アスクは釣られて早仕掛けになったことは間違いない。勝ち馬は直線までじっくり構えたことからも、いかにこの馬の仕掛けのタイミングが早かったことがわかるだろう。早めスパートが最後の失速に直結した"前歴"を無視して乗り替わりなしならば、ここでも本番でも鞍上のミスという懸念材料は残ったままで怖さはない。
オニャンコポンの春はお世辞にも好馬体と言えず、馬体的には未完成だった。それでも重賞制覇。皐月賞0秒4差、ダービーは5着に0秒2差。前2走の上がり時計はそれぞれNo4、6ならば、見た目や期待以上の内容だったことがうかがえる。極限の時計勝負や瞬発力勝負では分の悪さを露呈してきたパワー型の差し馬にとって願ってもない道悪競馬。新たな新境地を見出す可能性が高まる。
1戦ごとのスケールアップがエリートであるエアグルーヴ一族の特長。ロンシャムパークのデビュー戦は出遅れて引っ掛かって直線でかなり窮屈なところから。それでも隣馬を吹き飛ばしながら抜け出すという負けて強しの内容から前走までに飛躍的な成長を遂げている。3走前の乗り替わりで鞍上が完全に手の内に入れて、前2走は早仕掛けから先行抜け出しに勝ちパターンに固めてきた。時計でも上がりでも極限勝負が未知数なため、現時点では理想的な馬場状態。前走は馬場回復した翌日の古馬2勝とほぼ同じラップで0秒7も上回った時計を素直に重視する。
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