8、3、6⇒8、3、6、4、9⇒8、3、6、4、9 (36点)
8、3、6、4
勝ち時計は高く見積もっても標準レベル以下だったデイリー杯。朝日杯で連勝は正直意外だったジャンタルマンタルの評価はいぜん低空飛行状態とみたい。確かにこの世代では断然の実績とはいえ、歴史的にみれば数字的な裏付けなしが現実。前走は同日の未勝利より2秒以上の速い勝ち時計が例年の標準レベルにもかかわらず、今年は未勝利より1秒6上回っただけの微妙な数字。少なくてもジュベナイルFより1秒2も遅い勝ち時計にGⅠ馬の威厳を感じることは難しいだろう。直線までラチ沿いぴたりの立ち回りから早々の先頭で押し切ったが、道中は若干の折り合い難や最後に逆手前になって失速気味になったことなど、数々の課題や弱点が見え隠れ。距離延長によってさらなる試練待ちが確実視されていることも否めない。差し馬にもかかわらず、上がり34秒5以下の経験なし。2戦以上の経験馬で上がり33秒台以下の経験がなかった馬は過去の直近の3着以内で
20年ダーリントンホール(デビュー2戦は洋芝、二千の持ち時計No1)
18年エイムアンドエイド(不良あり、二千の持ち時計No2)
上がり時計は胸を張れなくても、二千の持ち時計にしっかりとした裏付けがあった。今年は千八経験馬が少なすぎて1分47秒台でもデビュー戦の数字がそのまま持ち時計No1なら凄みなし。ここは改めて距離を測るための物差しレースだと割り切った扱いがセオリー。
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