1、5、6、3⇒
1、5、6、3、16、8、10⇒1、5、6、3、16、8、10 (120点)
1、5-1、5、6、3-6、3、16、8、10 (19点)
1⇔5、6、3、16、8、10
また今年もここでGⅠ初勝利馬が生まれそう。近年の手薄なスプリント路線に加えて海外に日本タレント馬の流失でますます傾向は強まっている。
23年ファストフォース(1年8か月ぶりの重賞2勝目が初GⅠ)
22年ナランフレグ(6歳にして初重賞勝ちがGⅠ)
21年ダノンスマッシュ(重賞8勝目)
20年モズスーパーフレア(1年ぶりの重賞2勝目が初GⅠ)
19年ミスターメロディ(1年ぶりの重賞、初の古馬重賞勝ちが初GⅠ)
18年ファインニードル(4走前の初重賞勝ちから重賞3勝目で初GⅠ)
17年セイウンコウセイ(4歳時に重賞2戦目で初重賞、初GⅠ)
16年ビッグアーサー(初重賞勝ちがGⅠ)
15年エアロヴェロシティ(外国馬)
14年コパノリチャード(重賞4勝目が初GⅠ)
過去10年で初GⅠとなったのは8回。そのうち1~6番枠だったのが5回もあるのは必然か、偶然か。
ナムラクレアが勝ち切れないのは勝負弱さを抱える鞍上がすべてと断言できる。それだけに同じ鞍上のこだわりには嫌悪感しかないが、ここまで下手に乗って取りこぼし連発でも英断を下せない陣営もGⅠを勝てない理由のひとつだろう。これまでも鞍上の常識外、驚きの立ち回りを随所にみせているにもかかわらず崩れず、入着常連。スプリント界の重鎮となったのはあくまで馬だけの能力ということ。馬場悪化によってこの馬の常とう手段でもある4角大回りでも勝てる馬場になることだけが唯一の勝ちパターンか。この条件以外ではGⅠで信頼度ガタ落ちとなっている鞍上配置の人気馬を主役にはできない。
ナムラと同じ悩みを抱えるルガルもGⅠ未勝利の鞍上配置だが、若さと勢いでナムラとは少しイメージが違う。不安もあった前走で一蹴させた自信満々の騎乗ぶりが何より印象的。数々の不安材料を打ち破った内容で数字的にも称賛できる。何よりスタート下手の懸念を解消されたことが大きく、唯一1分7秒台以下を連発中も胸を張れる。スピード、瞬発力、競馬センスに安定感が加わってすべてがバランス良く兼ね備えられた4歳馬として完成されてきた。中京も東京も未経験馬は過去10年で外国馬以外の3着以内なしという最強レベルのジンクスを乗り越えばスプリント王として長期政権が確約可能になる。
ウインマーベルの適性は千四。千二(333004)と千四(310011)。千四より千二の方が着順こそ上回るが、持ち時計は千二No11、千四No2の落差がこの馬の特徴を物語っているだろう。直近の千二4戦のすべてが掲示板外が象徴的な数字。高速馬場の時計勝負にも道悪のパワー勝負にも対応できなかったのはスタートミスだけが敗因ではない。馬場が悪化のままでは頼りなさも増す。
ビッグシーザーはまさに例年どおりの盲点馬。多数の数字に激走をにおわせている。重賞は3戦して取りこぼし連発の3(1人)、10(1人)、5(3人)着。歴代の比較からも互角以上の持ち時計1分7秒前半はここでNo6。中京(200000)で何より稍重(010000)と道悪(001000)の強み。最速上がり3回経験済みの先行~差し自在型は数々の数字を並べるほど大仕事の期待が増していく。
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