11、16、7、15
11⇔16、7、15 16⇒7、15
厩舎のブランド力が急降下していることを如実に表している象徴的な馬がソウルラッシュだろう。とにかく大一番に取りこぼしを連発。重賞3勝馬がGⅠでは2、3番人気1回ずつを含んですべて2~6人気以下にもかかわらず、6戦して連対ゼロが致命的な勝負弱さを示している。時計も瞬発力もGⅠを勝てる資質がありながらの失態続きは、微妙な間隔を開けて挑んだマネジメントにも問題があったか。さらに前2走で嫌な傾向が出てきたことにも気になるところ。ここ2戦はいつもより勝負どころの行きっぷりが悪くなっている事実。前2走の時計か、上がりで現状の限界レベルに達している可能性が否めなくなった。新鮮味のないメンバー構成でほぼ勝負付けは済んでいるが、これまでの実績を額面どおりに受け取れないもどかしさを抱えていることは無視できない。
セリフォスはソウルより深刻。少なくても22年マイルCS制覇時のような凄みは完全に影を潜めている。もとより1分32秒半ばに限界があった馬。それより若干のスピード低下が近走の数字にも表れている。決定的なのが瞬発力の衰え。昨年のドバイ遠征が引き金になったのか、それ以前まで最速上がりを連発していた現役屈指の瞬発力型が、ここ5戦以内のJRA馬場では上がり時計ランキングがNo6、9、2、2。前2走は徹底待機だけに最速上がりにならなけばならない位置取りだったことに一過性と思えぬ不振が見え隠れする。休み明け(320111)、東京(110210)。さらに東京千六の持ち時計No1というベスト条件で現在の能力を測りたい。
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