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中山裏読み
関東
1R2R
3R4R
9R10R
11R12R
関西
1R2R
3R6R
9R10R
11R12R
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中山11R

3連単フォーメーション1⇒6、12、15、7、8⇒

6、12、15、7、8、18 (30点)

6、12、15⇒1⇒6、12、15、7、8 (12点)

6、12、15⇒6、12、15⇒1 (6点)

6、12⇒6、12⇒15、7、8 (6点)

3連複フォーメーション6-1、12-1、12、15、7、8、18 (9点)

馬単1⇒6、12、15、7、8、18  6、12、15、7、8⇒1

前走が加速する上がりレースラップだったのは実に8頭。しかもそのすべてがラスト11秒5以下。各競馬場が異常ともいえる高速上がりだったが、その当時より今は正反対に近い馬場状態となって波乱が生まれるだろう。先週の芝レース千六以上は標準的なペースでラストラップがほぼすべて12秒台。軽くて切れ味だけでも通用した前走から瞬発力はもちろん、ある程度のパワーを求められる馬場へ。悪い意味で一変する馬も多数存在してくる。
過去10年の傾向からうかがえる時代の流れも瞬発力型にとって悩ましい。21年までホープフルS3着以内はどれかの馬が最速上がりの経験ありという傾向だったが、22年ですべての馬が最速上がり経験なし。さらに22年1着ドゥラエレーデは前々走、23年3着サンライズジパングは前走まで3戦連続でダートだったことに驚きを隠せない。偶然なのか、必然なのか、サンプルが少ないだけに微妙だが、21年までと22~23年との大きな違いはディープインパクト産駒がいなくなったことで変化が生まれた可能性は極めて高い。破格の時計&瞬発力よりある程度の器用さがあって芝千八で1分48秒台か、芝二千2分0秒台の持ち時計のあるタイプに分がいい。

クロワデュノールは逆らえない数字を叩き出してきたとはいえ、額面どおりに受け取れない数字であることも事実。前走は最速上がりでも5着馬と同タイムの上がり時計に加えて、翌日の未勝利より勝ち時計は劣ったことで一気に評価がぐらついてくる。

勝ち時計(5F通過-レースの上がり-最速上がり、ラスト5Fラップ=ラスト5F)

東スポ杯1468(609-334=333、124-125-113-109-112=583)
翌日未勝1459(593-345=338、121-121-113-116-116=587)

未勝利勝ちした10人気のロートホルンが重賞級で強すぎたことも考えられるが、少なくても計算上はロートが東スポ杯と同じようなラップなら最低でも同じ数字を叩き出せたことは間違いない。
次走使ったのが東スポ杯組はゼロ、未勝利組も数少ないだけにレベル比較は難しいが、未勝利3着1分47秒0だったベアリミッションが次走惨敗の二桁着順。東スポ杯の数字すべてが"まやかし"にみえてくるのが素直な評価だ。

マスカレードボールは大外枠云々より、そもそも血統的な距離の壁に近づいたことが最大の焦点。きょうだいの中の稼ぎ頭となる姉マスクトディーヴァ(父ルーラーシップ)は二千デビュー勝ちもその後は千八2勝で今やさらなる距離短縮が主戦場。マイラーとして評価を固めている。姉ルイジアナママ(父エイシンフラッシュ)は千八2勝。二千は3戦して未勝利で終わる。兄トゥーフェイス(父モーリス)だけが異色の存在。千八、二千で1勝ずつ。二千四2勝だが、単調な逃げ先行馬だった。
マスクオフはデビュー4戦連続で千四を使ってすべて最速上がり。結局5戦1勝で引退した。マスカレードは2戦ともに最速上がり。母の遺伝を色濃く受け継がれていることからも瞬発力だけでなく、限定的なスタミナもしっかりと遺伝しているだろう。前々走は平凡な行きっぷり。直線はまっすぐ走らせるのに苦労するぐらいフラフラとなった若さを露呈した。前走はスタート直後に頭が上がるほどブレーキをかけて折り合い優先の立ち回り。前走の数字は同日の古馬1勝より若干上回った程度のレースレベルをどう評価するか。真夏デビューの馬が半端な休養の連続で暮れのレースになるローテも減点材料となる。

結果的には完全なる瞬発力負けだが、ピコチャンブラックの前走はひどい乗り方だった。スタート直後にハナ行く気満々でハナを切れず。直後から折り合い難を露呈したことに加えて、直線では無意味に馬場の真ん中までコース変更したことも勝負の大きな分かれ目になった。勝ち馬は直線で内目をスルスル。見た目より馬場が良かったことを見切ったか、見切れなかったか。鞍上の質の差がそのまま着差にもつながった。いずれにしても上がりNo2とはいえ、最速上がりの勝ち馬より0秒5も遅い上がり時計は逆転不可能な数字。やはり現時点ではハナ切って完全燃焼タイプとして割り切るべきだろう。東京より確実に条件好転のコース替わりはもちろん、鞍上強化など前走より走れる条件は揃っている。

クロワと同じ2戦2勝だが、レースレベル比較なら確実にマジックサンズが上。それでも人気で劣るならば馬券的な妙味は計り知れない。
今年の全2歳レースの中で一番レベルが高かったのは札幌2歳Sで間違いない。出走馬の次走は2着アルマヴェローチェ(ジュベナイルF1着、上がりNo1)、3着ファイアンクランツ(東スポ杯4着、上がりNo3)、4着レーヴドロペラ(芙蓉S2着、上がりNo3)。今後もアルマ以外で重賞誕生が確定的で、これらの馬を直線だけでコボウ抜きして着差以上の圧勝だった勝ち馬が計算上もイメージ上も無様なレースになることはあり得ないほど。
コナブリュワーズは千二3勝、千四1勝のスプリンターから生まれている突然変異的な馬だが、姉コナコースト(父キタサンブラック)が桜花賞、チューリップ賞でいずれも2着という確かな下地。距離を克服すれば来春の好走は確約できるようになる。兄コナブラック(父キタサンブラック)がデビュー千六3着から2戦目の千八で初勝利だったが、直後に連続で二千挑戦からどん底となる約3年間のスランプ入り。完全復活のきっかけはスプリント戦を使うことだっただけに来春だけでなく、今後の路線をはっきりする大事なレース。前走は内目の悪い馬場を意識してかなり外々を回って豪快な直一気からも、キャリアの浅い2歳戦ならば二千までは我慢できる。

ジョバンニは乗り替わりの英断を下せなかったのが痛い。少なくてもこのコンビではこれまでもこれからも確実に大事なレースでポカをやらかしていく。鞍上は勝ち鞍や重賞勝ちが増えてもGⅠ無縁としてイメージが固まってきた。とにかく人気になっているにもかかわらず、大事なレースで予想外の立ち回りを連発。この馬に限らず、各所でへぐりを連発しているからこそ、GⅠ勝ちが遠のいている。
前走の相手は1頭だけ。それも前々走で1度対戦してどちらの脚も測っているはずなのに、考えられない位置取りを選択した。スタート直後に置かれたというより明らかに意識的な控えにもかかわらず、2角過ぎから突然仕掛け始める荒業。それならなぜスタート直後からマンマークをしなかったのか。さらに致命的なミスを加えるならば、4角前に勝ち馬より手応えが上回っていたが、相手に合わせた追い方をしたこと。超スローだけに4角前の仕掛けでもごく標準的な仕掛けのタイミングだったが、ムチを使ったのが残り100からという不可解さ。勝ち馬が早々にムチ連発とは対照的な追い方で、しかも計2発しか使わなかったことに色々な意味で"ブラック"さを感じさせる。スタート直後から前々走までを踏まえて常識的な立ち回りならば、4角前の内外は逆、仕掛けのタイミングを逆で勝てた計算が成り立つだろう。いずれにもここで鞍上ミスって次走以降で乗り替わった方が来春の期待は高まる。