
2、8⇒2、8、16、3、13、14⇒
2、8、16、3、13、14、9 (50点)
2、8-2、8、16-16、3、13、14、9 (13点)
ビダーヤは飛ぶ鳥落とす勢いという表現がまさにしっくり。兄に芝GⅡ3勝のシャケトラだけにデビュー当初から芝にこだわってきたが、致命的な瞬発力不足で勝てないレースが続いていた。芝(126101)と芝千四以下8戦して上がり33秒台以下はわずか1回がまさにこの馬の弱点そのもの。これだけパンチ不足だったにもかかわらず、キャリア12戦目、4走前のダート変わりでの一変ぶりはまさに想定外だった。4走前から前走まで上がり時計はそれぞれNo2、3、3、2。一見して地味に映るこの馬の馬柱だが、4走前は3着に0秒7差、3走前は4着に0秒9差、前々走は3着に0秒8差、前走は4着に0秒8差。完勝の連続で昇級戦をまったく苦にせず駆け上がっていることがうかがえる。ダートのキャリアはわずか4戦だけにもかかわらず、ここで持ち時計No6、千四限定のベスト上がり時計No3。ペースが速くなれば確実な時計短縮を計算できる上がり馬は初重賞挑戦でもまったく問題なく通過か。絶対的に自信のあるスタートの安定感からも発馬五分で上位確定。
サンライズフレイムはとにかく鞍上に恵まれない。5走前は先頭まではるか後方の位置取りで即ギブアップ確定となる折り合い難。4走前は若干の行きたがりだったが、3走前は直前のレースで最速上がりだったにもかかわらず、突然の積極策で自滅した。極め付きは前走だ。八百長を疑われても驚かない内容。はるか後方で無理やり引っ張り込んで折り合いを欠くという不可解そのもの。いずれにしてもすべては同じ鞍上での不手際。致命的なミスを連発しても英断を下せないJRA陣営らしさと言えばそれまでだが、待ちに待った乗り替わりで変わり身を確実視。
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