
15⇒16、18、13、9 (36点)
15⇔16、18、13、9 16⇔18、13
千直の未経験馬はひと桁枠順で凡走傾向というのが過去の歴史。そもそも鞍上も千直経験が絶対的に少ないピューロマジックにとって名手配置でも評価が揺らぐ。前走の直線競馬で馬のイメージが変わり出したといえ、ハナで完全燃焼してきた単調な逃げ気性。いくら"F1級"のロケットスタートを連発してきたスタート上手でもベストの形に持っていくこと自体がむずかしいだろう。単騎の楽逃げに映った5走前でも終わってみれば上がりNo11。同じく単騎逃げでも完全に引っ掛かって暴走した3走前は0秒5差だが、上がりNo16というしんがり数値。前々走の上がりNo13からも問答無用の逃げからどこまで粘れるかという勝ちパターンがこの枠番から通用するとは思えない。あくまで鞍上マジックありきの人気馬。
逆にブーケファロスはこれまで千直3回で14、2、10番枠。ようやく数字を額面通りに受け取れるというこれまでの最外枠を引いた幸運で自信に満ちた挑戦になるだろう。千直初戦だった昨年の古馬3勝で58キロを背負って54秒7。オープンで初連対となった前走から少なくても時計短縮が確約できるスケールアップ具合。最初で最後? の重賞勝ちチャンスをつかみたい。とにかくスタートで勝負が決まる。
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