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札幌裏読み
関東
3R6R
7R
関西
6R7R
ローカル
10R11R12RJRAホームページ

札幌11R

3連単フォーメーション15、10、8⇔4⇔15、10、8、5、7 (36点)

15、10、8⇒15、10、8⇒15、10、8、5、7 (18点)

3連複フォーメーション15、10-15、10、8-8、5、7 (7点)

馬単BOX15、10、8、4

不格好な騎乗スタイルが今の鞍上の標準的な乗り方とはいえ、ホウオウビスケッツの鞍上は常にスムーズさを欠いた立ち回り。後手に回って策がなくなるのは馬より鞍上で、とにかくハナか、2番手に好走パターンを限られていることが最大の懸念材料だろう。前々走はごまかしの利いた行きたがりだったが、前走ははっきり致命傷になる折り合い難で自滅。しかもどちらもペース音痴ぶりを露呈した暴走失速だから乗り替わりの英断をここで下すべきということ。前走で持ち時計更新など馬の状態はピークに近いが、鞍上の状態は年々、深刻レベルの落ちぶれ度合い。この馬にとっても58キロでは勝ち鞍どころか、連対ゼロが現実。少なくても人気になって他馬からのマークが厳しくなるほどポカの確率は比例して増えていく。

ステレンボッシュは小回りで対応できるイメージがまったくない。札幌1勝は6頭立ての新馬戦。脚をためずに好位の立ち回りで不発に終わった前走からも、典型的な追い込み型として完成された4歳牝馬と断言できる。追い込み型とのコンビがまったくイメージに合わないテン乗り鞍上配置も追い打ちになるだろう。距離も斤量も実績なしで早熟懸念の桜花賞馬は常識的にはひと叩き。

同日の古馬1勝1分59秒1という超高速馬場。完全なる馬場管理の失敗からコースそのものが突然変異して異次元時計を連発だけに、函館記念でレコード勝ちしたヴェローチェエラに何の凄みも感じなくなった。2着に重賞3着以内が未経験のハヤテノフクノスケ、3着に次走の小倉記念で二けた着順となったマイネルメモリー。ぶっち切り勝ちなら再考の考えもあったが、これら2頭にわずか0秒3差はまさに馬場の助けがすべて。能力の高さで時計を更新したのでなく、JRAで年に何度もある馬場良化からの更新は明らか。標準的な馬場では重賞でもオープン特別でも入着ラインで一進一退。

誰が乗っても常にスタート失敗。さらに前走は道中の折り合い難という二重苦となって着差以上の完敗だったコスモキュランダは、小回り平坦を照準に切り替えたのはいいマネジメント。イメージどおりの洋芝も加われば、世代レベルの違いで弥生賞以来の重賞勝ちに色気が出てくる。とにかく誇れる数字が並ぶ。二千は9戦中5戦で1分59秒台以下。しかも1分56、57秒台を1回ずつ叩き出せば二千のスペシャリストとしてさらなるスケールアップが見込める。相性いい鞍上で圧勝しても驚かないほど確かな実績。今後のために大マクりは封印して能力を測るべき。