
7⇒1、2⇒1、2、11、3、6、12 (10点)
1、2⇒11、3、6、12 (30点)
1、11⇒3、6、12 (18点) 1、3⇒6、12 (12点)
2、11⇒3、6、12 (18点) 2、3⇒6、12 (12点)
1、2、11、3、6、12
1⇔2、11、3、6 2⇔11、3、6
中距離路線を捨ててマイルへ路線変更が奏功したウォーターリヒトが、マイルのスペシャリストとして完全本格化は近い。初のマイル挑戦だったシンザン記念でいきなり3着。その後のマイルはすべて1分33秒台以下。東京新聞杯を含めて4戦で最速上がりだから恐れ入る。現役のマイラーでトップレベルの瞬発力であることを前走の上がりNo2で証明すれば、少なくても最悪なコンビ間に近い鞍上でも見せ場以上の走りを確約できるだろう。とにかく超スロー確定メンバーでも同じような番手で同じような仕掛けのタイミングが鞍上のスタイル。コンビ続投か、次走でスイッチか。大一番に向けてここで新味を出さなければならないレースになったことは間違いない。
同日の古馬2勝で1分33秒1だったマイルCSはどうにも評価を上げられない。3、4着のウインマーベル、ブレイディヴェーグはその後の重賞未勝利。掲示板外の馬も含めて勝ち馬以外が低調だったことが否めなくなっている。持ち時計も上がり時計も胸を張れる数字のなかったエルトンバローズが重賞マイルで初の連対できたのもレースレベルが低かったと納得できる。ここでも誇れる数字はなく、立ち回りのうまさだけが頼りだけに鞍上で過剰人気になれば妙味は薄れる。休み明け(101002)。
すでに1分32秒台半ばで限界が見え隠れしているキープカルムでも、マネジメントのうまさがあってこその前走で初重賞制覇になったとみていい。同日の未勝利とほぼ同ラップという驚きの超スロー。勝ち時計はわずか0秒8上回っただけでまさに古馬2勝前後のレースレベル。直線でスムーズに捌けなかったことを割り引いても、メンバーレベルに恵まれた前走だけで評価を上げられない。新潟1戦だけ経験はあるが中京、東京未経験で左回りが刺激となるかどうか。千六は豊富な経験で持ち時計No8は常識的にはメンバーレベルが上がると通用しない数字。
前々走のスタート大ミスで乗り替わりの英断を下すべきだったが、先送りにして失敗したのがマピュースだ。とにかく微妙な騎乗を連発してきたにもかかわらず、デビューから一貫して同じ鞍上に託すのは不可解そのもの。アルテミスSは直線でうまく捌けず、クイーンCは直線でまっすぐ走らせられず、大一番の前々走はスタートミスはもちろんだが、道中は惨敗確定の折り合い難という醜い立ち回りでようやく待ちに待った乗り替わりとなった。すでに悪癖馬として完成されてしまった可能性は高まったものの、最悪コンビとの断絶はいい刺激になることに間違いない。まともに乗れなかったアルテミスS、桜花賞、NHKマイルCでそれぞれ0秒5差、4着、0秒5差は世代トップレベルのマイラーとしてイメージを高めるべき。いずれにしてもいい脚は長続きしないタイプと理解していれば、大きく崩れることはない。
|