
9⇒4、5、7、10 (36点) 4⇒5、7 (6点)
ドゥラドーレスはどうやらどんな流れでも相手なりまでという致命的な勝負弱さ。すでに血統的な本質の問題でこれまでもこれからも付きまとうことが避けられなくなった。少なくても前走は超低調。同日の古馬1勝千八は今年と24年がほぼ同じペースでほぼ同じ勝ち時計だったが、七夕賞は24年より2秒6も遅い時計にある意味愕然とする。だからこそ、今年は条件上がりの初重賞挑戦馬コスモフリーゲンが勝てたということ。そのコスモは次走の新潟記念で惨敗。最速上がりとはいえ、上がり時計が34秒台に届かなかったドゥラも価値を見出すのに苦労するだろう。前走は数字以上に馬体はギリギリでイメージの変わらなかった不器用さ。たとえ、名手配置でも二千の時計勝負で惨敗した4走前の悪夢が再現されても何の驚きもない。休み明け(421101)。前走並みにレベルが低くなることをひたすら待つしかない。
レガレイラもドゥラとイメージが被る。単なる気ムラなのか、操縦性の難しさなのか。どちらにしても4走前まですべて最速上がりだった瞬発力型が、理想的な流れとなったにもかかわらず、不発に終わったことが転落の始まり。前々走は有馬記念の"黒歴史"。同日古馬2勝より5ハロン通過で0秒8も遅かったが、勝ち時計はわずか0秒4上回っただけ。何より上がり時計はわずか0秒3上回っただけに強烈な負のインパクトを残した。少なくてもこれだけペースが遅ければ1秒前後の速い数字がGⅠの標準的だからこそ、いつもより積極的な立ち回りだったこの馬に勝ち運が回ってきたのだろう。前走は馬場を敗因などいいわけ無用の完敗、惨敗。3、4走前を含めても前々走がうまく行き過ぎただけで、弱々しい姿を随所に露呈し続けているのがこの馬の本質と受け取っている。時計と瞬発力を同時に求められるレースで良績はなし。スタート直後から引っ張り込み合いとなった際だけに活路か。
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